三上修
北海道置戸町のおけと湖で29日、氷上ワカサギ釣り場がオープンした。厳冬の中、氷上に並んだ色とりどりのテントの中で防寒着姿の釣り人らが数センチのワカサギを釣り上げていた。
昨年より3日遅れの解禁。午前中に42人が訪れ、100匹以上を釣る人もいた。
町内の農業井上一さん(53)は農家仲間の4人でやってきた。3時間ほどでそれぞれ30匹前後の釣果。「農閑期なので釣りやスノーモービルを楽しんでいます。ワカサギは天ぷらやつくだ煮で味わいます」と井上さん。
おけと湖は鹿ノ子ダムによる人造湖。オープンが早く、ニジマスなども釣れ、道東の各地から釣り人が集まる。今シーズンの氷上釣り大会は1月30日に、40人限定で2年ぶりに開催する。
オープンは2月20日までで、氷の状態によっては3月6日まで延長する。午前7時~午後4時、遊漁料金は大人610円、中学生以下300円。(三上修)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル