6日に投開票された埼玉県知事選の投票率は、前回2019年(32・31%)を下回る23・76%だった。総務省によると、戦後に実施された全国の知事選の投票率で、これまでワースト1位は11年の埼玉県知事選(24・89%)だったが、さらに過去最低を更新した。
政治意識に詳しい埼玉大の松本正生・名誉教授は、「県民にとって気軽にスルーできるような選挙になってしまった」と分析する。
再選した大野元裕知事(59)は自民、立憲民主、日本維新の会、公明、国民民主の各党県組織からの支持を得て、共産公認と無所属の新顔2人と戦った。
国政の与野党が相乗りで大野…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル