日本医師会の中川俊男会長(69)宛てに殺害予告の手紙とナイフを送り付けたとして、警視庁は17日、前橋市の無職蜂須忠夫容疑者(45)=脅迫罪で起訴=を脅迫容疑で再逮捕し、発表した。容疑を認め、「(新型コロナ対策で)国民に対して理不尽な自粛を求めていたので腹が立った」と話しているという。
捜査1課によると、再逮捕容疑は5月13日、前橋市の郵便局から「コロナの恐怖をあおっている中川俊男を殺すぞ」などと手書きした紙と果物ナイフ(刃渡り約10センチ)を入れた封筒を、中川氏が理事長を務める札幌市厚別区の病院に送り付け、脅したというもの。封書に残っていた指紋や防犯カメラの映像などから特定した。
蜂須容疑者は、東京都医師会の尾崎治夫会長宛てにも同様の手紙とナイフを入れた封筒を連続して計6回送ったとして、脅迫容疑で逮捕や追送検されていた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル