超党派の議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇、古屋圭司会長)のメンバーが、台北市で10日に行われる「双十節」の祝賀パレードに初めて参加することが8日、分かった。「日台友好」と大書した横幕を掲げ、台北日本人学校の生徒・児童ら約50人とともに総統府前を練り歩く。日華懇によると、パレードへの外国人の参加は初めて。
双十節は「中華民国」の建国につながった1911年の辛亥革命の記念日で、事実上の建国記念日とされる。日華懇は例年、パレードを観覧してきたが、近年は軍事色が薄まり、平和や友好のメッセージを強く打ち出すようになったことから、日華懇側の申し出で初参加が決まった。
台湾は9月、中国と国交を結んだソロモン諸島、キリバスと断交し、外交関係のある国が15カ国に減った。こうした背景から、日本とのさらなる関係強化に動いたとみられる。
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