札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪・パラリンピックに反対する市民グループが18日、同市内の公共施設で集会を開いた。過去に五輪が開催された東京、札幌、長野、韓国・平昌(ピョンチャン)の市民が体験や五輪の問題点を討議した。
主催したのは札幌市の「札幌五輪対策室」と東京の「反五輪の会」。約100人が来場し、約50人がオンラインで参加した。東京都の吉田亜矢子さん(39)は「東京ではスタジアムの建設で、都営アパートから住民が立ち退かされた。明治公園などの木も相当数切られた」。長野市の江沢正雄さん(72)は「市民の知らない間に、五輪招致が県民の悲願かのように言われるようになった。金もかかった」と訴えた。
匿名で参加した平昌の市民は…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル