長期間、家を空けることが増える年末年始は「空き巣」などの侵入盗が増える時期でもあります。
泥棒が嫌う4つの原則、そして、手軽にできる対策を取材しました。
車で留守宅駐車場に シャッターを下ろすと…
住宅の駐車場に入る1台の車…白いヘルメット姿の1人がすぐに駐車場のシャッターを下ろしました。この人物、この家の住人ではありません。
これは、11月29日、岐阜市内の住宅に設置された防犯カメラが捉えた映像です。
車から出てきた4人は覆面などで顔を隠しています。この後、持ってきた道具で玄関ドアをこじ開け、家の中に入って行ったのです。
ここまでにかかった時間は…わずか2分。
「病院に行って2時間くらいで帰ってきた時に、窓もドアも開いていて『あっ!』と思って」(被害にあった住人)
侵入まで2分・侵入後5分で高級腕時計など被害
そして、住宅に侵入してから5分後、4人は乗ってきた車に乗り込み、家から去っていきました。
住人によりますと、370万円ほどで購入した高級時計などが盗まれていたといいます。
「時計は買って半年もたっていなかったので悔しかったです。子どもにいつか形見として残したかった」(被害にあった住人)
シャッターが死角に…被害住人は対策強化
住人はこれまでも防犯カメラをつけるなどしていましたが、被害を受け、さらに対策を進めています。
「(通常のシャッターは、泥棒が)入って閉めてしまうと死角になってしまう。外からは全く見えない。ガレージの場合は(外からの視界が)あった方がいい。外からでも見えるパイプシャッターに変えるつもりです」(被害にあった住人)
鍵部分が取り外せるダブルキー
この家のドアの鍵には、住人も知らなかった侵入されないための工夫がありました。
「ダブルキーの下の鍵が抜けるというのを知らなくて…それをすればガラスを割られてもドアを開けられることはないとわかりました。」(住人)
Q.被害にあった後に知ったのですか?(記者)
「知ったのよ。そうすればガラス割っても、ドアが開けられなくて(犯人は)諦めたと思うよ」(住人)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース