宮島昌英 森直由
滝川第二高校(神戸市西区)の30代の野球部監督が、生徒に不適切な言動をしたとして引責辞任したことが、学校への取材でわかった。監督は朝日新聞の取材に「チームに申し訳ない、生徒に謝りたいというのが本心です」と話した。
学校によると、2023年4月に嘱託職員として監督に就任。言動の具体的な内容について学校は「生徒への影響を鑑みて、差し控える」としている。生徒は野球部員ではないという。
2月15日に学校側が被害を認知し、監督は聞き取り調査に対して言動を認め、今月15日付で辞任した。現在は監督代行がチームを指導しているという。
滝川二は春夏通算7回の甲子園出場経験がある。22年9月にも、生徒や顧問の教師へのハラスメント行為で前任の監督が解任されている。学校は「厳粛に受け止め、再発防止に努めます」とコメントした。(宮島昌英、森直由)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル