岐阜県飛驒地方で生まれ育った直木賞作家の米澤穂信(ほのぶ)さん(44)が1日、母校の県立斐太高校(高山市)で講演した。作家という仕事や専業作家を選んだ理由などについて語り、後輩に「天職にめぐりあえることを祈っている」とエールを送った。
米澤さんは大学卒業後、高山市内の書店で働きながら作家としてデビュー。今年1月にミステリー小説「黒牢城」で直木賞を受賞した。市内で講演するため、10年以上ぶりに故郷に帰ってきたという。
米澤さんは高校3年生のとき…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル