三重県は、新型コロナウイルスに伴う休業要請などを7日から一部緩和しますが、県外からの客の受け入れの自粛を求めていて、宿泊施設は対応に苦慮しています。
三重県は5日、休業要請の一部緩和を決めましたが、商業施設や宿泊施設などに対し、県外からの利用客を受け入れないよう求めています。
5月14日までの休業を決めていた鳥羽市の旅館「戸田家」では、県外からの宿泊客が9割を占めることから、再開は困難と判断し、さらに1週間休業期間を延ばすことにしました。
戸田家 寺田社長:
「飲食店と違って、きょう解禁になったから大丈夫だからということで、すぐにお越しいただけるというスタイルではございません。県外からのお客さまをお断りすることが果たしてできるのかどうか」
この旅館では、今後、県外の客の宿泊が解除されるかどうかを見極めたうえで、休業の延長や営業の再開について検討しますが、今年初めからの売上げ減少は10億円を超えていて、厳しい経営状態が続いているということです。
東海テレビ
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