神戸市の久元喜造市長は30日、新型コロナウイルスによる業績不振のあおりで離職を余儀なくされたひとり親家庭の保護者を、最大任期1年の一般職員として採用する考えを明らかにした。久元市長は「収入減で厳しい状況にある人を救う措置が必要だ」としている。
対象は18歳以下の子供を育てている同市内在住のひとり親家庭の保護者で、新型コロナウイルスの影響により、企業から解雇や雇い止めをされたり、保育のため働くことが困難になったりした人を想定している。
採用は100人を上限に市の「会計年度任用職員」として事務作業などにあたってもらう。31日から募集を開始し、随時面接などを行う。
同市では、新型コロナウイルスに絡んで企業から内定を取り消された学生らにも同様の救済措置を講じており、複数の応募があるという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース