結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です――。13日に公表された秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(29)の結婚に関する2人の「お気持ち」は、何があっても私たちは結婚したい、という眞子さまの「叫び」のようだった。結婚に否定的な意見がネット上にあふれるなか、不安に感じていたのだろう。国内外のどこにいてもネットを使えば顔を見て話ができる時代であっても、若い2人にとって、結婚延期からの2年余は、先が見えず、長いつらい時間だったろうと思う。
長く皇室を取材している斎藤智子記者が、13日に公表された眞子さまの「お気持ち」について解説します。斎藤記者は、秋篠宮さまが19歳だった紀子さまに結婚のプロポーズをした頃から現在まで秋篠宮ご一家などを取材しています。
結婚延期を公表してからこれまでの間、眞子さまは思い悩み、体調も何度か崩したようだ。だが、外国訪問を含め、皇族として仕事に向き合う際には、自身の体調面での不安などみじんも感じさせなかった。
自分を律し、常に最善を尽くそうとする姿勢――。それは、結婚をめぐって不安を覚えていた秋篠宮ご夫妻の信頼を取り戻すのに十分だったと思う。
あえて求めた小室家側の「適切な対応」
秋篠宮さまと紀子さまは長きに…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル