新型コロナウイルス感染拡大のため、NTTドコモが公表しているデータから東海地方の人口動向の推移をお伝えしています。
NTTドコモによりますと、17日午後3時時点の各駅周辺の値は以下の通りです。
緊急事態宣言は解除されたものの、16日土曜日は雨もあって人出は少ない状態でしたが、晴天となった17日は、名古屋駅は16日よりさらに減って、感染拡大前との比較で74.1%減となりました。
一方、三越が営業を再開した栄駅周辺は16日より25.5%増えて、人出が多い1日となりました。感染拡大前との比較でも50%の減少率です。
【名古屋駅の周辺(ナナちゃん人形あたりを中心とした500m四方)】
・前年同月との比較:76.3%減
・拡大前との比較:74.1%減
・4月7日との比較:64.0%減
・16日午後3時時点との比較:10.6%減
【栄駅の周辺(中日ビルあたりを中心とした500m四方】
・前年同月との比較:56.9%減
・拡大前との比較:50.6%減
・4月7日との比較:51.8%減
・16日午後3時時点との比較:25.5%増
【岐阜駅の周辺(バスターミナル南側あたりを中心とした500m四方)】
・前年同月との比較:39.6%減
・拡大前との比較:48.4%減
・4月7日との比較:29.9%減
・16日午後3時時点との比較:10.4%減
【津駅の周辺(駅西側あたりを中心とした500m四方)】
・前年同月との比較:39.8%減
・拡大前との比較:54.3%減
・4月7日との比較:54.2%減
・16日午後3時時点との比較:22.8%減
【四日市駅の周辺(諏訪公園あたりを中心とした500m四方)】
・前年同月との比較:18.5%減
・拡大前との比較:42.0%減
・4月7日との比較:17.5%減
・16日午後3時時点との比較:10.3%減
【調査の概要】
NTTドコモは、ユーザーのデータをもとに、主要都市の人口動向について国の緊急事態宣言の前後でどのように変化したかを分析しています。
東海3県では、愛知県の名古屋駅と栄駅、岐阜県の岐阜駅、三重県の津駅と四日市駅周辺のデータが公表されています。
公表されているのは、いずれも新型コロナウイルスが拡大する前の1月18日から2月14日の午後3時時点の平均値と比較した値です。(平日は平日平均との比較、休日は休日平均との比較)
このほか去年の同じ月の値、国が緊急事態宣言を出した4月7日の値、緊急事態宣言を全国に広げた前日16日の値、そして前日の値と比較しています。
※一部住宅地が含まれるエリアもあります
Source : 国内 – Yahoo!ニュース