22日1時10分までの1時間に群馬県の前橋市付近では約110ミリ、桐生市黒保根町付近で約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
群馬県で記録的な大雨に
関東地方北部は大気の状態が不安定で、局地的に雨雲が発達しています。レーダーの解析で22日1時10分までの1時間に前橋市付近では約110ミリ、桐生市黒保根町付近では約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒し、自治体から発表される避難に関する情報に注意してください。
ただし暗い時間帯のため、あらかじめ決めておいた避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、近隣のより安全な場所や2階以上の部屋など、少しでも安全な場所へ移動しましょう。
※追記
前橋市付近では2時10分までの1時間でも120ミリ以上の猛烈な雨を解析しました。
記録的短時間大雨情報とは
数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した時に、各地の気象台が発表します(基準は地域ごとに異なります)。その地域にとって「災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量」であることをお知らせするため発表するものです。
日本気象協会 本社 日直主任
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