一部の展示を巡り混乱した芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』の収支が現時点でおよそ8000万円の黒字となる見通しであることがわかりました。
愛知県によりますと『あいちトリエンナーレ』の入場者は3年前の前回より7万人増えたことなどから、収入は当初の見込みから5600万円ほど多い、およそ11億44400万円となる見通しです。
支出では一時展示が中止された表現の不自由展を巡り警備費用などでおよそ1800万円の追加経費が掛かりましたが、およそ8000万円の黒字になる見通しだということです。
ただ、収入には文化庁が交付しないことを決めた補助金およそ7800万円や、名古屋市が支払いを拒否している負担金およそ3400万円も含まれていて、最終的に愛知県が追加の費用負担に迫られる可能性が残っています。
東海テレビ
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