このライトアップは、吉村知事が5月5日に大阪府庁で行われた「新型コロナウイルス対策本部会議」で、大阪モデルの基準を府民に知らせる方法として「府民のみなさんに『シンボリックなところ』で色分けとかライトアップで知らせたい」と通天閣や太陽の塔で、警戒レベルは「赤」、注意喚起レベルは「黄」、基準内であれば「緑」というライトアップでの周知を提案した。
高井社長はニュースでこの内容を知り、無償の24時間ライトアップで府民に知らせることを決意。さらに、日中はライトアップをしても日光で色が見えにくいため、ふだん時計を表示しているLEDビジョンに、大阪府のキャラクター「もずやん」の表情で各レベルを表し周知することを逆に府に提案。 それが了承され、5月11日からライトアップ周知を注意喚起レベルの黄色点灯から始め、同14日に休業要請解除の基準を示す「緑」点灯を達成し、連日、メディアやSNSで取り上げられ、この緑点灯が「希望の輝き」として多くの注目を浴びた。
そして、きょう30日にライトアップ周知が終了を迎え、高井社長と吉村知事、府のキャラクター「もずやん」が用意されたレバーをひくと、緑色に輝いていた通天閣の輝きは消えた。通天閣は1日から、7月の季節感を表す、海や空をイメージした水色を点灯する予定だという。
一方、大阪府は大阪モデルの修正案を検討中で、修正の正式決定は7月へ持ち越しとなっている。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース