アイドルグループ・AKB48の峯岸みなみさん(27)が8日、グループからの卒業を発表した。AKB48のメンバーは新規加入と卒業で入れ替わっていく中で、峯岸さんは最後の1期生だった。2005年のグループ結成時のメンバーはこれで全員いなくなることになる。
峯岸さんはこの日、グループ全チームのメンバー102人が出演して秋葉原のAKB48劇場で開かれた14周年記念特別公演で「この日を迎えられてファンの方に感謝していますし、今こうして14周年迎えられるのは今このステージに立っているメンバーみんなのおかげだと思っているので、今のAKB48に胸を張って、誇りを持って、これからも頑張って欲しいなと思ってます」とあいさつした後に「私、峯岸みなみはAKB48を卒業します」と発表。
「いつ卒業してもおかしくはなかったんですが、ずっと悩んでいて。何よりもすごくAKB48を好きでいる自分でいられる時に卒業したいと思いました」といい、「みんなに見守ってもらえる場所を卒業発表の場所に選ばせていただきました。今までAKB48に甘えていた部分もありますし、たくさん素敵な景色を見せてもらったので、その分、ここからは自分の力で頑張っていこうと」などと話した。来年4月2日に横浜アリーナで開かれるコンサートが最後の出演になるという。
AKB48の1期生には、前田敦子さん、高橋みなみさん、小嶋陽菜さん、板野友美さんらグループの象徴的な存在がそろっていた。峯岸さんもシングルCDで度々選抜メンバー入りをしていたほか、13年には週刊誌でスキャンダルが報じられた際に坊主頭になって謝罪したことが話題を集めた。AKB48グループの選抜総選挙では、最高位で14位にランクインした。(加藤勇介)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル