自民党派閥のパーティーをめぐる事件の捜査が大詰めを迎えている。市民感覚とかけ離れた政治資金の実態を浮き彫りにした今回の事件。監視されるべき政治資金の使い道がわからなくなるだけでなく、一般の会社や会社員が同様のことをすれば所得隠しや横領に問われかねない。(松田果穂、編集委員・伊藤嘉孝) 国会議員らの政治資金集めの2本柱は「献金(寄付)」と「政治資金パーティー」で、収入は原則非課税だ。パーティーは、パーティー券を売った収入から、会場費や提供する飲食などの費用を差し引いた「利益」を政治資金にすることができる。自民党の派閥主催のパーティーでは、一部の派閥で所属議員がノルマを超えて売ったパーティー券の収入が裏金化されていた。 関係者らによると、裏金化の手法は大きく二つ。一つは、ノルマ超過分の売り上げを派閥側に納めず、議員側が手元に残すケース。購入した側は、派閥パーティーの代金として議員側に渡したにもかかわらず、議員側が「中抜き」していたことになる。もう一つが、議員側が売り上げをいったん派閥側に納めた後、ノルマ超過分が派閥から議員側にキックバックされ裏金になるケースだ。 政治資金規正法は、議員らの活動が「国民の不断の監視と批判の下」に行われるようにするため、政治資金収支報告書の公開を義務づけている。しかし、裏金化されて収入や支出が報告書に記載されず、第三者からは誰がいくらパーティー券を買ったのか、パーティーで得られた政治資金を何に使ったのか、わからなくなっていた。 今回の問題を一般の企業や会社員に置き換えてみると、どうなるか。 大手総合商社に勤める男性(… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍派幹部不起訴へ 会計責任者きょう起訴 大野、谷川議員を立件へ
自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を裏金化したとされる事件で、東京地検特捜部は19日に会計責任者の職員を政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で在宅起訴する方針を固めた。幹部議員らについては共謀に問えないとして不起訴処分にする。関係者への取材でわかった。 裏金を受領したとされる安倍派の議員側は、5千万円超に上る大野泰正参院議員(岐阜選挙区)と秘書、4千万円超の谷川弥一衆院議員(長崎3区)と秘書を立件する。 関係者によると、安倍派では… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Le Parti communiste japonais élit une femme à sa tête
Tomoko Tamura, en 2022. WIKIPÉDIA / CREATIVE COMMONS Le plus ancien parti du Japon a élu une femme à sa tête. Tomoko Tamura, 58 ans, jusqu’à présent vice-présidente du comité exécutif du Parti communiste japonais (PCJ) en est devenue la cheffe de file, lors du 29e congrès qui s’est tenu de lundi 15 à jeudi 18 janvier […]
「月利10%」ウソの投資話で200万円詐取 会社代表ら2人逮捕
「月利10%」「10カ月運用で倍」とうたったうその投資話で計200万円をだまし取ったとして、愛知県警は17日、塗装工事会社「NEOコーポレーション」(春日井市)の代表山田祐己容疑者(38)=北名古屋市高田寺=と、元専務長島清容疑者(49)=春日井市出川町5丁目=を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。 春日井署などによると、山田容疑者らは投資運用の実態がないのに、知人の大学職員(66)に、「月10%の配当が出せる」「もちろんリスクなし」などとうそを言い、昨年6~10月に計200万円をだまし取った疑いがある。 同社は9都府県ののべ約230人から約2億7千万円を集めていたとされる。なかには7200万円を出資した人もいたという。県警は、集めた金は他の人の配当金や従業員の給与などにあてる「自転車操業」状態だったとみて調べる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ガキだよね」黙秘でも続く検事取り調べ 国賠訴訟で異例の映像再生
黙秘権を行使したのに、横浜地検の検察官から21日間、計約56時間にわたって侮辱的な取り調べを受けた――。犯人隠避教唆罪で有罪が確定した元弁護士がそう訴え、国に賠償を求めた訴訟で18日、取り調べの映像が東京地裁の法廷で上映された。 映像は計約13分間、法廷のモニターに映し出された。取り調べの適正化のために導入された録音・録画が、こうした形で使われるのは異例だ。 「公判で色んな人に迷惑かけたと(中略)、泣きながら言うしかねえんだよ」 小さな部屋で机を挟んで座る男性に、男性検察官が迫る。黙り続ける男性に「黙秘権の行使なの?」などと話す検察官の声だけが響く。 取り調べ室に響く検察官の声 「うっとうしいだけ」 男性がトイレから戻ると「『… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
利用者の女児にわいせつ行為疑い、福祉事業所の施設管理者を逮捕
自らが施設管理者を務める福祉事業所で小学生の女児にわいせつな行為をしたとして、福岡県警は18日、同県志免町志免3丁目、会社員沢田稔容疑者(40)を不同意わいせつの疑いで逮捕し、発表した。「私がしたことに間違いありません」と容疑を認めている。 粕屋署によると、沢田容疑者は昨年12月7日の正午から午後5時半ごろまでの間、粕屋郡の福祉事業所で、利用者の10歳未満の女子小学生の下半身を触るなどのわいせつな行為をした疑いがある。女児から被害を聞いた母親が同月中旬に署に相談して発覚した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Au Japon, les experts cherchent à comprendre pourquoi le séisme du 1ᵉʳ janvier a causé autant de dégâts
Le village de pêcheurs d’Akasaki, dans la préfecture d’Ishikawa (Japon), ici le 6 janvier 2024, a résisté au séisme grâce à son architecture typique. PHILIP FONG / AFP Akasaki a échappé au pire. A la différence des autres villes et villages dévastés par le tremblement de terre de magnitude 7,6, qui a […]
琵琶湖に浮かぶ男性の遺体、殺人・死体遺棄事件と断定 死因は窒息死
滋賀県近江八幡市牧町の琵琶湖岸で16日夜、湖上に浮いている遺体が見つかり、県警は18日、殺人・死体遺棄事件と断定し、近江八幡署に捜査本部を設置した。70人態勢で捜査を進める。 県警によると、16日午後9時半ごろ、釣りに来ていた男性(35)が湖岸数メートルの場所に遺体が浮いているのを発見し、110番通報した。遺体は50~60代とみられる男性で、身長約165センチで小太り。頭頂部の髪が薄く、黒色のジャンパーや緑色のチェック柄のトランクスなどを着用していた。ズボンははいていない状態だった。靴も見つかっていない。 18日に司法解剖した結果、死因は首を圧迫したことによる窒息死と判明した。死亡推定日は16日ごろ。頭部や背中などに暴行を受けたような内出血があった。現場近くには被害者のものと思われる所持品もあったという。 遺体の発見現場は牧水泳場の西側で、JR近江八幡駅から北西に約5キロ。(鈴木洋和) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
4年ぶり神戸ルミナリエ、19日開幕 「ハートフルデー」点灯に歓声
1995年1月の阪神・淡路大震災を機に始まった追悼イベント「神戸ルミナリエ」が、4年ぶりに19日から始まる。開幕を前に、障害のある人たちにゆっくりと鑑賞してもらう「ハートフルデー」が18日、神戸市中央区の東遊園地であった。 午後6時半、光の壁掛け「スパッリエーラ」(幅39メートル、高さ19メートル)が点灯されると、訪れた人々から歓声が上がった。 神戸ルミナリエは28日までの10日間、東遊園地と旧外国人居留地、メリケンパークの3会場で開かれる。点灯時間は薄暮から午後9時半。光の回廊「ガレリア」は、メリケンパーク会場の有料エリアに設置される。有料券は前売り500円でネットやコンビニで購入できる。(小川聡仁) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報中】七尾線の羽咋―七尾間、22日に運転再開
【動画】雪の珠洲市内を道路から見た 能登半島地震発生から2週間=波絵理子撮影 1月1日夕に起きた能登半島地震。深刻な被害の状況が少しずつ明らかになるとともに、多くの人が避難生活を続けています。タイムライン形式でお伝えします。 ■■■1月18日■■■ 16:30 水道と道路復旧「国が代行を」 被災6市町が要望 岸田文雄首相は政府の非常災害対策本部会議で、石川県の被災6市町の首長とオンラインで意見を交わした。首長らは上下水道などインフラの早期復旧に向けた支援を要望し、首相は「切実な声をしっかりと受け止める。月内にも取りまとめる支援パッケージには被災者の生活再建のための施策を広く盛り込む」と応じた。 輪島市、珠洲市、穴水町、能登町、七尾市、志賀町の首長が参加し、全員が上下水道の早期復旧への支援を求めた。輪島市の坂口茂市長は「市内全域に甚大な被害が及んでいる。(応援)職員の派遣や財政支援など過去の前例にとらわれない大胆な支援を」と訴えた。珠洲市の泉谷満寿裕(ますひろ)市長は「災害の規模が大きすぎてマンパワーが少なすぎる状況だ。上下水道と道路の復旧について国に代行していただけないか」と要望した。 穴水町の吉村光輝町長は、地震を機とする人口の流出で、小売業や飲食・宿泊業、医療福祉サービスなどの撤退が進むことを懸念。「サービス産業の撤退は、地域の雇用機会の減少へとつながり、さらなる人口減少を招きかねない」と訴えた。 首相は「被災地の首長と連携して被災地、被災者の立場にたって生活再建、復旧復興に取り組んでいく」と強調。被災者の生活となりわいの再建に向けた支援パッケージに、インフラやライフラインの復旧▽仮設住宅の確保▽災害廃棄物処理▽中小企業、農林水産業、観光業の再建、などを盛り込む考えを示した。 11:35 被災で紛失の運転免許証、22日以降に再交付 松村祥史・国家公安委員長は定例記者会見で、石川県内で訪問販売に関する相談を警察が17日までに96件受理したことを明らかにした。悪質商法が疑われるものもあるといい、松村氏は「不審な点があればすぐに警察に相談をしてほしい」と呼びかけた。 警察庁によると、悪質商法の可能性がある訪問販売の相談では、訪問者が契約書面を交付せず、被災した住宅をブルーシートを使って修繕した事案があった。修繕後、被災者は事前の提示よりも上乗せされた金額を要求され、支払ったという。 修繕のために被災した家屋を見せてほしいと言われ、被災者が断った事案もあった。警察では避難所で被災者の相談に対応しているほか、注意を呼びかけるチラシを配っている。 石川県内では17日までに、空き巣などの犯罪が24件確認されたという。このうち22件は避難後に無人となった住宅や店舗への窃盗事案といい、警察が2件を検挙した。 松村氏は「震災に便乗した悪質な犯罪は許すことができない。言語道断だ。悪質な犯罪には厳正に対処する」と述べた。 石川県警では22日以降、輪島署や七尾署などで、被災により紛失した運転免許証の再交付を始めるという。身分証明書や手数料は不要で、申請から1週間後に発行される。 11:00 JR七尾線の羽咋―七尾間、22日に再開 JR西日本は、能登半島地震の影響で運転を取りやめている七尾線(金沢―和倉温泉)の羽咋―七尾間の運転を、22日に再開すると発表した。死者5人が出るなど被害が大きかった石川県七尾市から金沢市まで鉄道で行けることになる。 普通列車は発着時刻の変更があるが、通常の本数で運転。特急列車「サンダーバード」(大阪発着)や「能登かがり火」(金沢発着)もそれぞれ1往復で再開する。七尾―和倉温泉間は復旧作業が続いている。 09:00 住宅被害が5468棟増の2万7963棟、死者数は前日と同じ 石川県によると18日午前9時現在、能登半島地震による死者は前日と同じ計232人。住宅被害は前日より5468棟増えて2万7963棟となった。地震のためとは断定できないが連絡がとれない安否不明者は、前日から1人増えて計22人だった。 ■■■1月17日■■■ 14:00 物資輸送の米軍ヘリ、能登空港に到着 食料品などの物資を積み、航空自衛隊小松基地を出発した在日米軍のヘリコプター「UH60」が能登空港に到着した。今回の地震で他国軍による支援活動は初めて。防衛省によると、米軍は18日も同様の活動を行うという。 米国を含め各国から支援の申し出があったが、日本政府は受け入れ態勢が整わないことなどから、一律に支援を受け入れてこなかった。ただ、米軍はヘリを日本国内に保有し、他国軍に比べ受け入れ態勢を整備する負担が少ない。自衛隊による2次避難を希望する被災者の輸送が増えていることなどを踏まえ、防衛省が米軍に物資輸送を要請した。 11:00 金沢市長「過度な自粛しないで」 市民に訴え 金沢市の村山卓市長は記者会見で、市内の観光や飲食業が能登半島地震の影響で打撃を受けているとして、「引き続き被災者に心を寄せていただきながらも、過度な自粛をすることなく、消費活動を行っていただきたい」と市民に訴えた。 能登半島地震以降、金沢市中心部は人が減り、閑散としている。村山市長は「被災地などへの配慮によって、新年会やイベントなどが中止、延期されており、地域経済への影響を憂慮している」と発言。配慮があることに「心情は察する」としながらも、「地域における活発な経済活動が、石川県の元気を回復することにもつながる」と普段通りの消費を求めた。 11:00 林官房長官「米国の支援に感謝」 林芳正官房長官は記者会見で、自衛隊による2次避難者の輸送が大幅に増えているとして、「自衛隊が実施してきた物資輸送を滞りなく継続するため、在日米軍に対して支援を要請した」と述べた。要請を受けて在日米軍は17日以降、航空自衛隊小松基地を拠点に、被災者への支援物資をヘリで能登空港まで輸送するという。 林氏によると、すでに小松基地に在日米陸軍のヘリ2機が移動している。林氏は「今般の米国の支援に心より感謝申し上げるとともに、日米同盟の緊密な連携のもと、引き続き政府一体となって、震災対応に全力で対応していきたい」と述べた。 10:00 輪島の朝市通り一帯を捜索、10人の遺体発見 石川県輪島市は17日、能登半島地震に伴う火災で焼失した市中心部の観光名所「朝市通り」一帯の捜索で、10人の遺体が見つかったと発表した。この日、これまでの捜索の報告を警察から受けたという。性別や年代は分かっていない。倒壊したり焼失したりした家屋の中から発見されたという。 火災は1日の地震直後に発生。国土交通省によると、約5万800平方メートルが焼け、約300棟が焼損したと推定される。安否不明者がいるとの情報があり、県警が捜索していた。 9:00 輪島の中学生250人、バスで避難開始 能登半島地震で大きな被害を受け、学校再開のめどが立っていない石川県輪島市の中学生が17日、約100キロ南にある同県白山市の体験学習施設への集団避難を始めた。施設で教員と集団生活をしながら、授業を受けられるようにするという。市内の中学生401人のうち、保護者が同意した約250人が集団避難する。市は期間は最長2カ月と見込む。 避難所になっている輪島市の鳳至(ふげし)公民館では、子どもを送り出す保護者の姿があった。その後、道の駅でバスに乗り込み、白山市に向けて出発した。すでに金沢市周辺に避難している中学生は金沢駅からのバスで体験学習施設に向かう。 5:46 輪島の火災「29年前を思い出した」 神戸市長田区で追悼行事 阪神・淡路大震災直後に周辺で大きな火災が起こり、近くの病院の入院患者らの避難所にもなった大国(だいこく)公園(神戸市長田区)。この日は早朝から住民ら約100人が集まり、午前5時46分に黙禱(もくとう)を捧げたり、ろうそくに火をともしたりした。 近くに住む福本春光さん(73)はニュースで能登半島地震の石川県輪島市の火災を見て「29年前の長田区の大火災を思い出し、心が苦しくなった」。 木造2階建ての自宅は全壊。当日は家屋の下敷きになった住民の救助や、火災の消火活動に奔走したという。 […]