天皇、皇后両陛下が学術研究の第一人者から講義を受ける「講書始(こうしょはじめ)の儀」が11日、皇居・宮殿であった。年のはじめに学問奨励のために行われるもので、約150年の歴史がある。 日本語学が専門の金水(きんすい)敏・大阪大名誉教授が「ことばのステレオタイプ『役割語』について」、刑事訴訟法学が専門の井上正仁・東京大名誉教授が「捜査法の進化と課題」、物理化学が専門の西川恵子・千葉大名誉教授が「ゆらぎで探る物質の構造」について講義した。 金水名誉教授は、日本語は「… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
トランスジェンダー公表の弁護士に殺害予告、男に実刑判決 大阪地裁
トランスジェンダーを公表している仲岡しゅん弁護士(大阪弁護士会)に殺害予告のメッセージを送ったとして、脅迫罪に問われた無職の男(39)=東京都品川区=に対し、大阪地裁は11日、懲役10カ月(求刑懲役1年6カ月)の実刑判決を言い渡した。角田康洋裁判官は「被害者がLGBTに関して被告と異なる意見を表明しているとして脅迫に及んだ。身勝手な考えに基づく犯行だ」と述べた。 判決によると、男は昨年6月3~5日に計9回、仲岡弁護士が所属する法律事務所のホームページの問い合わせフォームから「メッタ刺しにして殺害する」などと送信した。角田裁判官は「生命さえも猟奇的に脅かそうとする内容も含まれ、被害者に与えた恐怖心は大きい」と指摘。前科なども踏まえ、実刑が妥当と結論づけた。 角田裁判官は男に対し、「あなたがお話しした『二度としない』という気持ちを忘れずにいてください」と説諭し、男は「はい」と答えてうなずいた。(山本逸生) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「願いをかなえるために行った」 ALS嘱託殺人、医師側が無罪主張
光墨祥吾 西崎啓太朗 森下裕介2024年1月11日 10時47分 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者(当時51)の依頼を受けて殺害したなどとして、嘱託殺人などの罪に問われた医師、大久保愉一(よしかず)被告(45)の裁判員裁判の初公判が11日、京都地裁で始まった。大久保被告は殺害行為を「間違いありません」と認めた一方、「ただ、願いをかなえるために行ったことです」と主張した。 弁護側は、自己決定権を保障した憲法13条に照らせば、「被害者の願いを実現した行為に、嘱託殺人罪を適用して処罰することは憲法に違反する」とし、無罪にすべきだと訴えた。 大久保被告は2019年11月、知人の元医師、山本直樹被告(46)と共謀。京都市内の女性のマンションを訪れ、女性の依頼を受け、胃に直接栄養を送る「胃ろう」に薬物を注入し、急性薬物中毒で死なせたとされる。 また、11年3月には山本被告らと共謀し、山本被告の父(当時77)を入院先の長野県内の病院から退院させ、東京都内のアパートに移動させた後、何らかの方法で殺害したとして、殺人罪にも問われた。大久保被告は「私はやっておりません」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。 検察側は冒頭陳述で、大久保被告が「医療に見せかけて高齢者や障害者を殺すことに多大な関心を持っていた」と主張。嘱託殺人事件で弁護側が主張する違憲性については、女性の病状を詳しく把握した上での殺害行為でないことや、報酬が支払われていたことなどを挙げ、「刑事責任を問える」と反論した。 山本被告はすでに両事件で京都地裁から実刑判決を受け、控訴中。地裁は昨年12月、嘱託殺人事件などについて、山本被告を懲役2年6カ月(求刑懲役6年)とした上で、大久保被告が犯行を主導し、「用意した薬品を女性に注入して殺害した」と認定。「高度の倫理性が求められる医師でありながら、主治医や親族にも秘密裏に殺害に及んだ」と述べた。 父殺害事件は昨年2月の判決で、両被告の共謀を認定し、山本被告を同13年(同20年)とした。(光墨祥吾、西崎啓太朗、森下裕介) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報中】避難所生活の感染症対策チームが発足 7人態勢で対応
1月1日夕に起きた能登半島地震。被害の深刻な地域を中心に、道路やライフラインの途絶が続いています。タイムライン形式でお伝えします。 ■■■1月11日■■■ 09:15 避難所生活の感染症、対策チームが発足 長期化が懸念される避難所生活の感染症を防ぐための対策チームが発足した。厚生労働省感染症対策課長をトップに、石川県や応援の福島県、鳥取県の職員ら7人態勢で対応にあたる。避難所では新型コロナやノロウイルスなどの感染症が発生しており、石川県庁での発足式で、馳浩知事は「(避難所での感染症は)災害関連死に直結するので、緊急的に対応が必要と思っている。全体的なコントロールをお願いしたい」と語った。 ■■■1月10日■■■ 10:00 「人骨のようなもの」発見 馳知事が会見で 石川県の馳浩知事が記者会見で、地震の発生後に大規模火災が起きた輪島市河井町の現場で、「人骨のようなもの」が発見されたと明らかにした。遺体の一部かをふくめて詳細は確認中だという。観光地の「輪島朝市」がある市中心部の現場では、9日から警察や消防による安否不明者の大規模な捜索が行われている。 また馳知事は、13日に被災地に入る岸田文雄首相に、自身も同行すると述べた。具体的な場所について調整しているという。 ■■■1月9日■■■ 18:00 新潟県長岡市で震度5弱 佐渡付近が震源 9日午後5時59分ごろ、新潟県佐渡付近を震源とする地震があった。気象庁によると、新潟県長岡市で震度5弱、新潟市や石川県七尾市、輪島市などで震度4を観測した。震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6・0と推定される。 沿岸で若干の海面変動があるかもしれないが、被害の心配はないという。 17:50 石川と富山 6万2952戸で断水続く 厚生労働省は9日午後3時時点の水道被害の状況を公表した。石川、富山両県の6万2952戸で断水が続いている。前日から約7400戸減少した。 両県では計15市町が断水している。石川県では、七尾市で約2万600戸、輪島市で約1万戸、志賀町で約8800戸、珠洲市で約4800戸などとなっている。 14:00 石川県の死者202人に 珠洲市91人、輪島市81人 石川県は9日午後、地震による死者が202人になったと発表した。安否不明者は102人だった。 県によると、9日午後2時現在で、死者は珠洲市91人、輪島市81人、穴水町20人、七尾市5人、志賀町2人、能登町2人、羽咋市1人。午前の時点より、珠洲市で20人、穴水町で2人増えた。行方不明者は珠洲市1人、輪島市は確認中としている。 地震のためとは断定できないが、連絡がとれなくなっている安否不明者は輪島市86人、珠洲市15人、七尾市1人だった。 11:55 木原稔防衛相は記者会見で、昨年4月に沖縄県の宮古島周辺で墜落し、任務飛行を停止していた陸上自衛隊のヘリコプター「UH60JA」について、能登半島地震で任務に参加させると説明した。「道路網の寸断や被災地域が沿岸部に集中している特性を踏まえると、狭い地域にも着陸ができる中型ヘリの運用が必要」と述べた。 現地の天候次第をみながら9日以降、小松基地(石川県)から輸送艦「おおすみ」に展開させ、孤立地域に物資を輸送する予定だという。UH60JAは昨年4月の事故で乗っていた隊員10人が死亡。訓練飛行は6月に再開したが、任務飛行は行われていなかった。 一方、木原氏は被災地で活動する自衛隊員を8日から200人増やし、約6300人態勢になったと発表した。この日からは、医官や歯科医官が孤立集落での巡回診療を始めたという。 11:50 国税の申告や納税などの期限を延長 能登半島地震を受け、国税庁は9日、石川県と富山県に納税地のある個人・法人について、国税の申告や書類提出、請求、納付などの期限を延長すると発表した。1月1日以降に到来する国税の申告・納付などの期限を全税目について自動的に延長する。いつまで延長するかは、被災者の状況に配慮して今後検討する。 また、両県以外に納税地がある能登半島地震の被災者も、所轄の税務署に申請すれば期限延長を受けられる。この申請は、期限が過ぎて状況が落ち着いた後、申告・納税などと同時に行うこともできる。 11:00 避難所や高齢者施設でノロウイルスなど約30人確認 武見敬三厚生労働相は9日、石川県内の避難所や被災した高齢者施設で、ノロウイルスを含む消化器感染症の患者が8日までに約30人確認されたと明らかにした。 厚労省は、国立国際医療研究センターの感染症専門医2人を含む災害時の感染制御支援チームを現地に派遣している。 10:00 政府、物資支援に予備費47億円支出へ 政府は9日の閣議で、能登半島地震の被災地への物資支援のため、今年度予算の予備費から47億4千万円を支出することを決めた。閣議後の非常災害対策本部会議で、岸田文雄首相は「(被災地の要請を待たない)プッシュ型支援を加速させるため迅速に執行し、被災地の状況改善に充ててほしい」と述べた。 政府は別途、復旧・復興対策に備えるため、新年度当初予算案に盛り込まれた予備費を今の5千億円から積み増す方針。自治体による復旧事業に国庫補助率の引き上げなどの特例措置を適用するため、能登半島地震を「激甚災害」に指定する方針も示している。 【動画】被災地の珠洲市、輪島市が雪に覆われた=吉山健一郎撮影 10:00 石川県内の死者、12人増え180人に 最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県は、死者が前日から12人増えて180人になったと発表した。地震のためとは断定できないが、連絡がとれなくなっている安否不明者は、8日午後2時現在では323人だったが、安否確認ができたことなどから120人になった。 県によると、9日午前9時現在で、死者は輪島市81人、珠洲市71人、穴水町18人、七尾市5人、志賀町2人、能登町2人、羽咋市1人。行方不明者は珠洲市1人、輪島市は確認中としている。安否不明者は輪島市100人、珠洲市19人、七尾市1人。 ■■■1月8日■■■ 16:30 石川県内で1万7千戸の停電続く 全面復旧の見通し立たず 斎藤健経済産業相が経産省で会見し、8日午後時点で石川県内の1万7千戸で停電が続いている状況だと明らかにした。北陸電力が他社からの応援も得て1千人規模で復旧作業を続けているが、道路損壊で進入できない地域や配電設備が激しく損壊している場所もあり、全面復旧の見通しは立っていない。 経産省や北陸電力は200人以上を収容できる大規模避難所への電源車活用を優先しており、8割以上の避難所で電力供給が可能になったという。一方で積雪の影響もあり、復旧工事のリスクは下がっていない。電力復旧について、斎藤氏は「いまの時点でいつまでにどうなるというのはなかなか申し上げにくい。不確定要素が多いということをぜひご理解いただきたい」と語った。 […]
ゴーゴーカレー輪島店で炊き出し 「久しぶりの温かいご飯」に笑顔
石川県内で人気の外食チェーン「ゴーゴーカレー」の輪島店で10日正午、カレーの炊き出しが始まった。冷たい小雨が降る中、温かい食べ物を心待ちにしていた被災者が列をつくった。 ゴーゴーカレーは金沢市に本社を構え、北陸3県では石川15店、富山6店、福井1店を展開している。 輪島店を経営する里谷光蔵さん(42)によると、店に被災前からあった材料に加え、支援された水を使って準備したという。里谷さんは「避難所で同じ物ばかり食べると、飽きるはず。大人気で喜んでもらえて有り難い」と話した。 カレーを受け取った坂口和也さん(38)は、輪島市二ツ屋町の自宅で被災した。「SNSで炊き出しを知った。久しぶりに温かいご飯が食べられた」と笑みをこぼしていた。 200食用意していたカレーは約1時間で配り終えた。材料がなくなるまで1~2週間程度は毎日継続していく予定だという。(佐藤道隆、岩本修弥) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高校合格で絶叫した「受験パルキア兄貴」が語る 勉強との向き合い方
第1志望の高校に合格し、掲示板の前でテレビ局の取材を受けた。 「(受験番号の)374番ありました。理数科にあってほんまよかったです。ああ、ものすごくうれしくて叫びたい気分です」 叫んでいいよ、と促されて雄たけびをあげた映像が、ポケモンのキャラクターの鳴き声に似ているとネット上で話題になった。 「受験パルキア兄貴」と呼ばれる男性はいま、北海道大学で工学を学んでいる。「受験は通過点に過ぎなかった」という男性に、勉強との向き合い方や受験生へのメッセージを語ってもらった。 テレビカメラの前で絶叫した… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
地震から5日後の女性救出 救助の隊員「生命力を前に熱い気持ちに」
能登半島地震の被災地に派遣されていた福岡県警機動隊の隊員約80人が3日間の任務を終え、帰任した。甚大な被害が広がるなか、倒壊した木造家屋から90代の女性を救助した隊員らが10日、取材に応じた。 隊員は5日に被災地に入ると、安否不明者についての聞き込みを開始。翌日正午ごろ、石川県珠洲市で住人が逃げ遅れた可能性が高い民家があると避難所で聞き、現場へと急いだ。 その数時間後だった。 「発見っ」 無線に隊員の声が飛び込んできた。1階部分が押しつぶされた2階建て木造家屋の中で、仰向けの状態の女性を見つけた。 牧朔太郎巡査(23)らが窓から室内に入ると、女性は沈み込んだ2階の床に足を挟まれていた。地震の発生からすでに5日。女性の手は冷たかった。「大丈夫ですか」「家族が待っていますよ」「頑張れ」。呼びかけると、まばたきやうなずく反応があった。女性は徐々に「あー」「うー」と声を出せるようになった。 警視庁の隊員も加わり、覆いかぶさった2階床部分の木材をのこぎりやバールで取り除いた。余震で作業を4回中断したが、7時間以上かけて救出した。 救出時の気温は10度にも満たず、冷たい雨が降っていたが、牧巡査が制服の下に着ていたシャツは汗まみれだったという。 不明者の生存率が下がる72時間の壁を越えての救出に、初めて地震の被災地で活動したという牧さんは「頑張っている生命力を目の当たりにして、気持ちが入って、絶対に救助しなきゃいけないと熱い気持ちになった」と振り返った。 帰任後、石川県警の担当者から「女性の容体は安定しています」と連絡があった。現場の班長を務めた広瀬啓太警部補(32)は「無事に助けることができて、本当によかった」と話した。(伊藤未来) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
警察で働く「先生」 子どもに耳を傾けるパイプ役、闇を見つめて
奈良県警少年課の「少年サポートセンター」には、教員免許を持った所長補佐がいる。日々県内の子どもたちに関するトラブルの相談を受け付け、対応をアドバイスする。実は所属は県教育委員会だ。 20年ほど前、奈良は学校の生徒が起こした暴力行為の件数が、1千人あたりで全国最多だった。なんとかできないか。県警と県教委は人事交流を始め、代々連携を深めてきた。 その10代目が、一昨年4月から務める吉川紀子さん(54)だ。それまでは主に高校の国語科教諭として、最前線で子どもたちと接してきた。 教育現場の実情を知る立場から、寄せられた相談に対して適切な窓口につなぎ、「現場ではこう対応する」といったノウハウを意見してきた。少年課の同僚は吉川さんを、「相談を受けたら、すぐに動く。とにかくフットワークの軽い人」と評する。これに対し吉川さんは、「早く動かないと、子ども(が抱える問題)は待ってくれへんから」。 子どものひたむきな姿が好きで30年前、教師の道に進んだ。「目標に向かって前向きに走る子どもはキラキラしていました。(彼らに)刺激や気づきをもらえることがやりがい」。子どもたちが目標につながる扉を開こうとするとき、一緒に扉の鍵を探し、その背中を押してあげることを心がけてきた。 でも、県警に来て、輝いて見える子どもたちが裏で抱える闇に直面した。 「学校の現場では、警察のお… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
能登半島地震、死者206人に 輪島朝市で行方不明者の大規模捜索
最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県は10日、死者が前日から4人増えて、206人になったと発表した。4人のうち2人は災害による負傷の悪化や、避難生活の負担による疾病で亡くなる「災害関連死」とみられる。発災直後に大規模火災が起きた輪島朝市(輪島市)周辺での行方不明者の大規模捜索でも、人の骨のようなものが発見された。 県の災害対策本部員会議では、輪島朝市周辺の捜索に関し、損傷が激しい人の骨のようなものを緊急消防援助隊が発見したと報告があった。県警が遺体の一部かどうかを含めて調査している。 県によると、10日午後2時時点の死者は、珠洲市91人、輪島市83人、穴水町20人、七尾市5人、能登町4人、志賀町2人、羽咋(はくい)市1人。 このうち災害関連死とみられるのは珠洲市6人、能登町2人の計8人。地震のためと断定できないが連絡が取れない安否不明者は52人で、前日から半減した。 人や物資の輸送が難しい孤立集落は、2市1町の計22地区で3124人にのぼっている。 13市町に開設された398カ所の避難所には計約2万6千人が身を寄せている。断水は約5万9千戸、停電は約1万5千戸で続き、避難所の環境悪化も懸念されている。 旅館やホテルなど、より環境の整った「2次避難所」へは182人が移動。2次避難所が整うまでの「1・5次避難所」とした金沢市内の大型体育館には累計で101人が身を寄せた。 県は輪島市と珠洲市の計4カ所で、12日に計115戸の建設型の仮設住宅を着工すると発表した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
40万円相当のコンパニオン接待も 国道工事入札めぐり贈収賄事件
千葉県北千葉道路建設事務所(成田市)の発注工事の入札をめぐり、業者に便宜を図った見返りに現金などを受け取ったとして、県警は10日、同事務所長の白藤徹容疑者(54)=千葉市緑区あすみが丘東1丁目=を収賄容疑で、同県印西市の竹内建設社長の竹内一雅容疑者(51)=千葉市中央区中央3丁目=を贈賄容疑で逮捕し、発表した。県警はいずれの認否も明らかにしていない。 捜査2課によると、白藤容疑者は2023年4~10月ごろ、同事務所が所管する公共工事で7月に入札があった国道464号の道路改築工事(成田市馬場)で便宜を図った見返りとして、竹内容疑者から複数回にわたり、現金計約20万円と竹内容疑者が所有する千葉市内のマンションの一室で飲酒などを伴うコンパニオンの接待(計約40万円分)を受けた疑いがある。 白藤容疑者は1992年に採用され、2023年4月から現職。同事務所で取り扱う入札や契約に関する事務を統括する立場で、工事の予定価格などを把握できる立場にあったという。 捜査2課は10日、千葉中央署に捜査本部を設置した。約80人態勢で事件の全容解明を進める。(宮坂奈津、杉江隼) 7年前にも幹部ら逮捕 県土整備部「また信頼裏切る結果に」 北千葉道路建設事務所を所管… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル