De nombreuses infrastructures ont été détruites à la suite d’un tremblement de terre à Wajima, dans la préfecture d’Ishikawa (Japon), le 2 janvier 2024. AP Le calme n’était pas revenu au petit matin du mardi 2 janvier sur la côte de la mer du Japon, où s’enchaînent les répliques – plus […]
石川県で2日夜から雨の見通し 地盤の緩み、気象台が警戒呼びかけ
金沢地方気象台によると、石川県では2日夜から4日にかけて低気圧などの影響で断続的に雨が降る見通しだ。同県能登地方では1日夕に最大震度7の地震を観測するなど、断続的に揺れが続いていて地盤が緩んでいる恐れがある。気象台は「少しの雨でも土砂災害の危険度が高まり、大雨警報を発表する可能性がある」として警戒を呼びかけている。 同気象台によると、2日から3日にかけて予想される1時間降水量は、能登、加賀でいずれも多い所で15ミリ。4日正午までの24時間の降水量は、いずれも多い所で約50ミリの予想となっている。 同気象台は現在、震度5強以上を観測した地域については、大雨警報や土砂災害警戒情報などの基準を引き下げて運用している。(山本孝興) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自衛隊、陸海空で「統合任務部隊」1万人を編成 海と空からも支援へ
防衛省は2日午前、陸海空の自衛隊を束ねて運用する「統合任務部隊」を1万人規模で編成した。すでに隊員約1千人が石川県輪島市と珠洲市を中心に人命救助などにあたっており、被害状況に応じて現地の態勢を拡充する。 木原稔防衛相が記者団の取材に応じて明らかにした。木原氏によると、陸路での進入が難しい地区が多く、海路や空路での対応が必要という。木原氏は「スピード感を特に重視し、人命救助を第一義として全力で対応する」と述べた。 統合任務部隊は2019年の東日本台風による豪雨災害でも、被災した1都10県から災害派遣要請があり編成した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「外出て!」ギリギリ助かった79歳母 津波受けた珠洲市、募る不安
1月1日夕に発生した石川県能登地方を震源とする強い地震を受け、海沿いにある同県珠洲市の宝立町鵜飼(うかい)地区では、電信柱が傾き、立ち並ぶ住宅は屋根が落ちてつぶれていた。 住民によると昨夜、津波が押し寄せてきたという。道路には海藻が落ちており、周囲には海水と泥のにおいが立ちこめている。押し流されたとみられる自動車が、道に泥をかぶった状態で放置されている。 この地区に住む鹿野泰弘さん(50)は1日午後4時ごろ、自宅のリビングで地震に見舞われた。「最初は震度4、5の揺れでいつも通りと思っていたら、まもなく縦揺れが来て、家が崩れていった」 別室にいた母親(79)が下敷きになりかけたが「外出て!」と叫んだところ、ギリギリで避難が間に合ったという。2階建ての自宅は、コンクリート造りの玄関と廊下を残し、木造の居間などは屋根に押しつぶされてしまった。 歩いて15分ほどの高台にある廃校跡に向かったが、屋根が壊れていた。昨夜はテントを張り、たき火をしてしのいだという。 今朝は近くの学校にある別の避難所へと移ったものの、食料がしだいに尽きてきているという。鹿野さんは「家は全部倒壊してしまった。これからどうなるんだろう。復興までどれぐらいかかるかも分からない。不安しかないです」と声を落とした。(西晃奈) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中央大が箱根駅伝で経験したどん底 1年生の主将は頭を下げ、叫んだ
1920(大正9)年2月14日、「日本マラソンの父」と呼ばれた日本初のオリンピック選手・金栗四三(かなくりしそう)らの尽力で、駅伝大会が産声をあげた。 四大校駅伝競走。いまの箱根駅伝だ。 2024年1月2日、第100回記念大会の号砲が鳴る。 上位候補の一つに挙げられるのが中央大だ。 出場回数(97回)、総合優勝回数(14回)はいずれもトップだ。 輝かしい歴史を誇る一方、どん底も経験した。 16(平成28)年1月。中大は箱根駅伝で総合15位に終わり、10位以内に与えられるシード権を4年連続で逃した。 4月、世界陸上のマラソン日本代表の経験がある藤原正和が母校の中大で監督に就任した。 全日本予選の後、監督は動いた だが6月、全日本大学駅伝の予選会で敗れた。直後に寮で開かれた選手だけのミーティングは、あっさりと終わった。 つなぐ、つむぐ 箱根駅伝100回 2024年1月2日、箱根駅伝は100回大会を迎えます。残り500㍍での棄権、異例の1年生主将、繰り上げを避けた7秒の戦い……。伝統のトロフィーを作った職人秘話も。様々な「箱根」を取材しました。 1年生だった舟津彰馬(26)は振り返る。 「10分か15分くらいで終わってしまったと思います。『これまで通りやっていこう』という感じで……」 でも、舟津ら1年生の思いは違った。 「チームを変えなければだめだと思っていたんです。でも、発言の機会すら与えられなかった」 終わるやいなや、1年生の同期でミーティングをした。監督にも相談し、全員のミーティングが開かれた。 監督は言った。 「これからは1年生主体にする。主将は舟津」 1年生たちで話し合い、部のルールを変えた。 門限の徹底、練習への入り方。気になることはすべて臆せずに言った。 練習時に眠そうに起きてきた先輩に言った。 「なんで、できないんですか」 ネットの書き込みも、うるさかった。 「1年生に主将をやらせるなんて、中大は終わった」「4年生は何をやっているんだ」 そんな書き込みを目にしたが、徐々に変わってきた手応えがあった。練習の雰囲気は変わり、コーチ陣が用意した設定以上の練習もできるようになっていた。 ものものしい雰囲気 「どうなってんだ」 そして10月15日、第93… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「とにかく寒い」冷え込む被災地の朝、避難者らがコンビニ前でたき火
【動画】鳥居が倒壊した穴水大宮=林敏行撮影 石川県能登地方を震源とする強い地震が発生してから一夜明けた2日、能登半島の朝は冷え込み、同県輪島市三井町のコンビニ前には避難した20人ほどがたき火で暖をとっていた。 気温はマイナス1度。コンビニ前の水たまりはいくつも凍っていた。子どもたちのなかには毛布でくるまる子もいた。 近所の人が持ってきたサツマイモを焼いていて、子どもたちは焼き芋を一口食べると笑顔を浮かべていた。みんな助け合っている。 何に困っているか、記者は聞いた。 「情報がない。金沢市から来た車をつかまえて聞いている」 「とにかく寒い」 「救援物資がないと困る」 「特にガソリンがない」 「女性用トイレがないのも問題になっている。だから簡易のものを見えないところにつくった」 避難者たちは口々に話した。(土井良典) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報中】輪島市の市立病院で死者7人 市内は断水続く
1月1日夕、石川県能登地方を震源とする強い地震がありました。一夜明けた現地の被害情報などを速報形式でお伝えします。 ■■■1月2日■■■ 09:22 石川県内で約3万3800戸が停電 北陸電力(富山市)は2日午前8時現在、石川県内で約3万3800戸が停電していると発表した。 主な地域は珠洲市、輪島市、能登町、穴水町、志賀町、七尾市、中能登町、津幡町、内灘町、金沢市の一部地域。 09:00 輪島市の朝市通り周辺、100軒以上燃えたか 奥能登広域圏事務組合消防本部によると、2日午前9時現在、石川県輪島市河井町の朝市通り周辺で100軒以上が燃えたとみられるという。 08:40 石川県能登町で道路陥没 車が列なす 石川県能登町柏木の道路には大きな亀裂が入り、陥没もみられた。2日午前8時40分ごろには、通行しようと試みる車が列をつくり、運転手たちは様子を見ながら、道路の端の方を徐行していた。一部の車は、通行を断念し、そのまま引き返していた。 08:30 石川県穴水町で1人心肺停止 住宅9棟が倒壊 石川県穴水町の穴水消防署によると、町内で少なくとも住宅9棟が倒壊し、下敷きになった男性1人が心肺停止の状態という。けが人に関する情報などは収集中という。 08:10 輪島市三井町、避難者らがコンビニ前でたき火し暖 能登半島の朝は冷え込み、石川県輪島市三井町のコンビニ前には避難した20人ほどがたき火で暖をとっていた。 気温はマイナス1度。コンビニ前の水たまりはいくつも凍っていた。子どもたちのなかには毛布でくるまる子もいた。 近所の人が持ってきたサツマイモを焼いていて、子どもたちは焼き芋を一口食べると笑顔を浮かべていた。みんな助け合っている。 何に困っているか、記者は聞いた。 「情報がない。金沢市から来た車をつかまえて聞いている」 「とにかく寒い」 「救援物資がないと困る」 「特にガソリンがない」 「女性用トイレがないのも問題になっている。だから簡易のものを見えないところにつくった」 避難者たちは口々に話した。 07:45 石川県羽咋市で1人死亡、1人けが 市内全域で断水 石川県羽咋(はくい)市によると現在、市内で死者1人、けが1人を把握しているという。70代の男性が倒壊した家屋から心肺停止の状態で見つかり、病院で死亡が確認された。家屋10軒の倒壊が確認されており、調査を進めている。各地で水道管が破裂し、市内全域で断水している。 昨夜に17カ所の避難所が開設され、約3700人が身を寄せた。現在も10カ所ほどの避難所があるという。 07:30 市立輪島病院で死者7人、重傷7人 市内は断水 輪島市防災対策課によると、市立輪島病院に救急搬送された人だけで死者7人、重傷者7人に上る。市内では小学校や公民館など31カ所を避難所にしているが、避難者数などについては情報収集中という。市内は断水しているという。 07:00 石川県内の死者2人、県警が地震との関連を調査 石川県警は2日午前5時現在、地震による死者が県内で4人確認されたと発表した。死亡したのは、七尾市で50代男性と50代女性の2人、輪島市で10代男性、羽咋市で70代男性だという。またこのほか、死亡と地震との関連を調査している死者が、七尾市で20代女性と志賀町で90代男性の2人いるという。 07:00 死者4人、けが30人 複数人が心肺停止 消防庁まとめ 消防庁災害対策本部は午前7時現在の被害状況を発表した。石川県で4人の死亡を確認し、ほかに複数人が心肺停止の状態で救助されているという。 消防庁によると、亡くなったのは石川県七尾市で2人、輪島市で1人、羽咋市で1人。新潟、富山、石川、福井、岐阜、兵庫の6県で計30人がけがを負っている。各地で被害の確認作業が続いており、被害者は増える可能性がある。 石川県内では地震後、5件の火災が発生。金沢市と七尾市の火災は鎮火し、珠洲市と能登町の火災は鎮圧の方向だが、輪島市で起きた火災は消火活動が続いている。 総務省によると、被災地では通信状況が悪い状況が続いており、一部の携帯電話や固定電話がつながりにくくなっている。 06:20 石川県輪島市で50軒以上燃えたか 消火栓使えず 奥能登広域圏事務組合消防本部は2日早朝時点で、石川県輪島市河井町の朝市通りなどの50軒以上が燃えたとみている。消防車計6台で消火作業にあたっているが、地震の影響で消火栓が使えず、防火水槽の水もなくなったため、現在は海水を使って消火作業をしているという。 また、能登町白丸でも火災が起きていて、住宅など20棟が燃えたという。現在は火の勢いは収まったが、完全に消えてはいないという。 【動画】地震の後、輪島市内では火災が発生した=近隣住民撮影 06:10 取り残された客の乗った新幹線、最寄り駅に到着 […]
2日の新年一般参賀は中止 両陛下、石川県の地震の被害に心痛める
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(番外 天声人語)おさい銭という縁
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ANAは8便欠航 新幹線は越後湯沢―新潟、長野―金沢で午前中運休
石川県能登地方で1日夕に発生した地震に伴い、2日も北陸地方を中心に交通への影響が続いている。 JR東日本は2日朝、上越新幹線の越後湯沢―新潟間、北陸新幹線の長野―金沢間について、午前中の運転を見合わせると発表した。線路や電線といった設備の点検を進めており、点検状況によっては午後の運転も取りやめる可能性があるという。 またJR西日本によると、北陸新幹線の富山―金沢間で列車4本が停止して車内に計約1400人の乗客が取り残されていたが、2日午前4時過ぎには全列車が最寄り駅に到着した。 空の便への影響も出ており、全日空は2日、石川県の能登空港や小松空港などを発着する8便について欠航するという。 石川県内は道路も各地で寸断されており、県などが被害状況の確認を進めている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル