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石川県の1医療機関に倒壊の恐れ 電気や水などが使えない施設も
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【速報中】石川県内で複数人の死亡を確認 倒壊家屋や灯籠の下敷きに
1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震がありました。各地の被害情報などを速報形式でお伝えします。 ■■■1月2日■■■ 01:45 倒壊家屋から搬送の90代男性死亡 石川県志賀町 石川県警羽咋署によると、志賀町の倒壊した家屋から90代の男性が運び出され、搬送先の病院で死亡が確認された。 このほか、羽咋市でも倒壊した家屋から高齢の男性が心肺停止の状態で見つかった。この家の70代男性と連絡がとれないという。 01:37 石川県の1医療機関、倒壊の恐れ 厚生労働省によると、医療機関の被害は1日午後10時時点で、石川県の19施設と新潟県の2施設について、電気や水、医療ガスが使えない状況が発生している。石川県の1施設では、倒壊の恐れもあるという。 水道の被害については、新潟県佐渡市、富山県高岡市、同氷見市、同小矢部市、同射水市、石川県金沢市、同輪島市、同珠洲市、同羽咋市、同内灘町、同宝達志水町、同津幡町、同中能登町、長野県飯山市、同小諸市、福井県あわら市で、断水しているという。 01:30 石川県内で死者4人確認 県危機管理監室が発表 石川県危機管理監室は2日午前1時半現在、県内で死者4人を確認したと発表した。七尾市で2人(50代男性、50代女性)と輪島市で10代男性、羽咋市で70代男性という。 県によると、七尾市の男性は灯籠(とうろう)の下敷きになったとみられる。同市の女性と羽咋市の男性は、倒壊した家屋から見つかった。輪島市の男性は、ビルの倒壊現場で発見されたという。 01:15 気象庁は日本海側の広い範囲に出していた津波警報をすべて津波注意報に切り替えた。 00:55 石川県内で新たに心肺停止2人 警察庁 警察庁は長官を長とする非常災害警備本部を設置した。同本部は、1日午後10時20分現在で石川県内で4人が心肺停止状態との情報があり、地震との関連を調べていると発表した。すでに発表していた七尾市内の2人に加え、輪島市で1人、志賀町で1人という。 新たな2人はいずれも男性で、1人は輪島市内の倒壊したビルの下敷きになっていたという。もう1人は志賀町内の倒壊した家屋の中から発見されたという。 00:50 新幹線内に1400人取り残される JR西日本によると、北陸新幹線の富山―金沢間で列車4本が停止したままとなっており、車内に計約1400人の乗客が取り残されている。電気や暖房は使えているほか、JRの職員が車で食料を届けたという。 00:20 道の駅には50台以上の車中泊 石川県七尾市中島町の高台にある道の駅「なかじまロマン峠」には、避難した車が50台以上、所狭しと並んでいた。2日午前0時半の気温は0度。それでも、不安なのか、車外で話し込む被災者の姿もあった。 近くに住む仲野元(はじめ)さん(50)は、家族6人と帰省中だった妹家族4人の計10人で自宅から道の駅に避難してきた。「地震で家はぐちゃぐちゃに。『とりあえず家出え~』とみんなに呼びかけて逃げてきた」 車の左後方のテールランプは、落ちてきた瓦で割れたという。「身一つ助かればと思って、食べ物も水も持っていない。きょう地震が収まれば家に取りにいく」と話した。 道の駅のトイレは水が流れず、トイレを我慢する人も。避難途中で車がパンクし、道の駅でスペアタイヤに入れ替えた人もいた。 仲野さんは「自然には勝てないと思うしかない」と話した。 ■■■1月1日■■■ 23:45 地震に関係する110番通報が290件 石川県警 石川県では1日午後11時45分から、この日2回目の災害対策本部会議が開かれた。東京から陸上自衛隊のヘリコプターで金沢市へ入った馳浩知事と古賀篤内閣府副大臣が参加した。2人は2日朝、防災ヘリで現地を上空から確認する予定。 県には1日午後9時、災害救助法が適用された。気象庁によると、3、4日にまとまった雨が降ることが予想され、土砂災害警報が出る可能性があるという。 県警によると、1日午後11時までに地震に関係する110番通報が290件あった。 のと里山空港は滑走路に亀裂があり、使えない状況。停電は県内3万2200戸で発生。道路は15路線17カ所で通行止めとなっている。別所岳サービスエリアに200人ほどが避難しており、水と食料を配布している。 陸上自衛隊は救助活動を始め、穴水町まで到着。奥能登地域の6市町に進む予定という。緊急消防援助隊は11府県から696隊2451人が集まっている。 馳知事は「人命救助に全力を挙げて。24時間が最大のポイントだ。隣県とも連携し救助にあたる」と指示した。会議後、馳知事は報道陣の取材に応じ、県民に向けて「必ず助けに参りますので、いましばらく耐えてお待ちいただきたい」と語った。 23:35 夜通しで情報収集 必要な物資は空・海から迅速搬送 岸田文雄首相は、夜を徹しての現地情報の収集や、建物倒壊などによる被害者の救出に向けて全ての手段を尽くして現地に可及的速やかに入ることを指示した。また、水や食料、毛布、灯油、ガソリンなどの必要な物資を迅速に届けるため、「プッシュ型で空輸あるいは海路を使って送ること」も指示した。記者団の取材に応じた。 首相は被災地の輪島市長、珠洲市長と電話で協議したことを踏まえ、「建物の倒壊などによる被害者は一刻も早く救出する必要がある」などと語った。 また、災害対策基本法に基づいて1日設置した「特定災害対策本部」を「非常災害対策本部」に格上げし、首相が本部長を務めると説明。2日朝に非常災害対策本部の会合を開くとした。「内閣総理大臣である私自身が陣頭指揮をとって、震災対応にあたる」と強調した。内閣府の古賀篤副大臣ら内閣府の調査チームが金沢市に到着したことも発表した。 気象庁が1日午後11時過ぎに能登地方で最大震度7の地震が発生したと発表したが、実際の最大震度は3だったことについては「原因を確認して適切に対応する」と述べた。 【動画】地震の影響でコンクリートがゆがみ点字がブロック散乱していた=古畑航希撮影 23:30 あちこちで家が倒壊、煙も広がる 石川県七尾市 石川県七尾市に記者が入った。同市中島町周辺では至る所で住宅が倒壊したり、壁が崩落したりしていた。民家の一部はぐしゃりとつぶれ、揺れの激しさを物語っている。火災も発生し、鎮火されかかっているものの、夜空の闇に白い煙が上がっていた。 中島町中島の菅原神社は鳥居が崩れて地面に散乱。鳥居の脇に飾られた正月の門松がむなしく残されていた。近所の男性は「正月にまさかという感じ」と肩を落とした。男性は近くの学校に避難しているという。暖は取れているが、毛布などが足りず、家に取りに来たという。「家の窓がひしゃげて開けられない。ここは以前にも地震で被害が出た。私の家も1度は半壊認定されたが、また災難とは」と話した。 […]
午後11時の「石川県で震度7」は誤報 気象庁、発表を取り消し
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志賀原発の変圧器で油漏れ、消火設備起動も 規制庁「冷却は継続」
石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震で、同県や近隣の原発では使用済み燃料プールの水があふれるなどの影響が確認された。原子力規制庁によると、各原発ともに必要な電源は確保され、核燃料の冷却も継続できているという。 北陸電力によると、停止中の志賀原発(石川県)では、1号機の変圧器では油漏れ、2号機の変圧器では自動の消火設備が起動するなどした。 志賀原発では外部電源が3系統あるといい、もともと受電していた系統とは別の系統の電源に切り替えたという。 また、規制庁によると、2号機の変圧器近くで「爆発音と焦げ臭いにおいがあった」との情報があり、1日午後5時半ごろに調べたが、火は確認されなかった。北陸電力は「火災は発生していない」と説明している。 志賀原発1号機では、地震で… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報中】16都府県警、石川県に広域緊急援助隊を派遣 計数百人
1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震がありました。各地の被害情報などを速報形式でお伝えします。 【動画】地震の影響でコンクリートがゆがみ点字がブロック散乱していた=古畑航希撮影 23:30 あちこちで家が倒壊、煙も広がる 石川県七尾市 石川県七尾市に記者が入った。同市中島町周辺では至る所で住宅が倒壊したり、壁が崩落したりしていた。民家の一部はぐしゃりとつぶれ、揺れの激しさを物語っている。火災も発生し、鎮火されかかっているものの、夜空の闇に白い煙が上がっていた。 中島町中島の菅原神社は鳥居が崩れて地面に散乱。鳥居の脇に飾られた正月の門松がむなしく残されていた。近所の男性は「正月にまさかという感じ」と肩を落とした。男性は近くの学校に避難しているという。暖は取れているが、毛布などが足りず、家に取りに来たという。「家の窓がひしゃげて開けられない。ここは以前にも地震で被害が出た。私の家も1度は半壊認定されたが、また災難とは」と話した。 中島地区で木材所を営む男性は築50年の事務所が傾くなど大きな被害が出た。「ここらは被害がひどい。みんなやられている」と語った。 23:05 午後11時に石川県で「震度7」は誤報 実際は震度3 1日午後11時5分に気象庁は石川県能登地方で最大震度7の地震が発生したと発表したが、実際の最大震度は3だったとして発表を取り消した。 23:00 石川県で通信障害続く 復旧の見通し立たず NTT西日本によると、1日午後に発生した地震の影響で、石川県珠洲市、輪島市、能登町、穴水町、羽咋市、宝達志水町の一部地域で、加入電話の回線やフレッツ光ネクストといったインターネットの回線が使えない状況が続いている。復旧の見通しは立っていないという。 22:30 富山市のパチンコ店で「天井が落ちた」と通報 8人けが、うち2人重傷 富山県警や消防によると、1日午後4時10分ごろ、富山市田中町のパチンコ店で店員から「店内の天井が落ちた」と119番通報があった。この事故で8人がけがをし、うち2人は重傷だという。 22:00 郵便物などの配達、各地で大幅な遅延 石川県沖で起きた地震の影響を受けて、各地で郵便物やゆうパックなどの荷物の配達が遅れている。 日本郵便によると、新潟県、富山県、石川県、福井県の全域と北海道、山形県、兵庫県の一部地域から全国に宛てた郵便物や荷物に大幅な遅れが生じている。全国からこれらの地域に向けた配達にも、大幅な遅れが出ているという。 22:00 「いつ余震来るか不安」 避難所に泊まる人も 山形 山形県の酒田市役所に設けられた避難所では1日午後10時すぎ、沿岸部の住民ら十数人が不安そうな面持ちで過ごしていた。このまま一夜を明かす予定という。 金沢市から帰省中の会社員女性(32)は酒田市内の実家の母(64)と一緒に避難。実家が浸水想定区域に入っていないことなどから、市職員の助言を聞いた上で帰宅した。「今夜はいつ余震が来るか分からず不安だが、揺れたら、またすぐに避難したい」 21:30 上越新幹線、東京―越後湯沢で運転再開 石川県沖の地震の影響で運転を見合わせていた上越新幹線の東京―越後湯沢駅間は、上下線で運転を再開した。JR東日本によると、越後湯沢―新潟駅間は、1日は最終列車まで運転を見合わせるという。 21:30 16都府県警、石川県へ広域緊急援助隊を派遣 警察庁の特定災害警備本部によると、1日午後9時半現在、警視庁など16都府県警が、救助活動のために広域緊急援助隊として計数百人を石川県へ派遣しているという。 福井、滋賀、愛知、京都の4府県警が石川県内で、新潟県警が新潟県内で、上空からヘリによる被害情報の収集をしている。 21:30 東京消防庁、消防ヘリ1機を新潟に派遣へ 東京消防庁は1日夜、消防庁長官から緊急消防援助隊の出動指示を受け、消防ヘリ1機を派遣することを決めた。2日早朝に隊員6人を乗せて東京を発ち、新潟県の上空で情報収集をするという。 21:30 石川県七尾市で2人が心肺停止との情報 警察庁は次長を長とする特定災害警備本部を設置した。同本部によると、午後9時半現在、石川県七尾市で2人が心肺停止との情報があり、地震との関連を調べている。 1人は男性で、倒れた灯籠(とうろう)の下敷きになっていたという。もう1人は女性で、倒壊した家屋の中から家族に救助され、病院へ搬送されたという。 【動画】七尾市の地面の大きな地割れ=読者提供 21:00 富山県内で計15人けが、火災4件 富山県が災害対策本部員会議を開き、午後8時現在の被害状況などを報告。けが人は富山市で8人、黒部市で6人、高岡市で1人の計15人。火災も富山市などで計4件が報告されているという。 このほか、県西部の宿泊施設で天井崩壊など建物被害が出ているほか、小矢部市内の国道359号や国道471号など道路が崩落している場所が数カ所あるという。 20:30 警視庁、特殊救助隊を派遣 警視庁は1日夜、石川県警から災害派遣要請を受け、災害対策課の特殊救助隊を派遣した。隊員は石川県に向かっているという。 20:20 珠洲市の男性「ガソリンや食料、このさきどうすれば」 石川県珠洲市に住む男性(63)は地震後すぐに妻とともに車で高台に避難した。両足に障害がある妻を必死の思いでおんぶし、車に乗せたという。「揺れてゴトゴトという音がした。逃げられないかもしれないと覚悟もした」 男性の車を含め、今も高台には50台ほどの車がとまっている。エンジンをつけている車もあれば、ガソリンを節約するためかエンジンを切っている車もあるという。状況が落ち着くまで、男性はしばらく車の中で生活しようと考えている。「ガソリン、食料などはこの先どうなるのか」と不安をあらわにした。 […]
能登地方の大津波警報は津波警報に 気象庁「解除まで安全な場所に」
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【速報中】輪島市内で火災 生き埋め6件と報告 石川・能登で震度7
1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震がありました。各地の被害情報などを速報形式でお伝えします。 20:30 警視庁、特殊救助隊を派遣 警視庁は1日夜、石川県警から災害派遣要請を受け、災害対策課の特殊救助隊を派遣した。隊員は石川県に向かっているという。 20:20 珠洲市の男性「ガソリンや食料、このさきどうすれば」 石川県珠洲市に住む男性(63)は地震後すぐに妻とともに車で高台に避難した。両足に障害がある妻を必死の思いでおんぶし、車に乗せたという。「揺れてゴトゴトという音がした。逃げられないかもしれないと覚悟もした」 男性の車を含め、今も高台には50台ほどの車がとまっている。エンジンをつけている車もあれば、ガソリンを節約するためかエンジンを切っている車もあるという。状況が落ち着くまで、男性はしばらく車の中で生活しようと考えている。「ガソリン、食料などはこの先どうなるのか」と不安をあらわにした。 20:00 物流各社、集配遅延の可能性 地震の影響で道路が寸断されたり、通行規制を受けたりしているため、物流各社の集配にも影響が出ている。 佐川急便は1日午後7時半時点で、石川県の七尾、輪島、珠洲、羽咋の4市と中能登、志賀、穴水、能登の4町で集配業務を止めた。他の自治体でも状況によって集配に遅れが出る可能性があるとしている。 ヤマト運輸では午後6時時点で石川、富山、福井、新潟の各県から全国宛ての荷物の配達、全国からこの4県に宛てた配達に大幅な遅れが出ているという。 20:00 ミルクやおむつ「足りない」 石川県輪島市の避難所に指定されている「ふれあい健康センター」には地震発生直後から地域の住民らが続々と訪れ、職員が対応に追われた。市のウェブサイトによると収容人数は141人だが、職員によると午後8時ごろには200人を超える人が避難してきており、さらに増えているという。 赤ちゃん用のミルクやおむつ、高齢者用のおむつが足りていないという。現在のところ電気はついているが、職員は「冷え込む夜にもし停電になれば、人数分の暖がとれるかが心配だ」と話した。 19:40 転倒しけが「病院に行けてない」 石川県輪島市に住む漁師の女性(42)は、地震発生時に市内の遊技施設にいたという。揺れを感じて屋外の駐車場に避難したが、激しい縦揺れで立っていられなかった。自分の軽乗用車につかまって揺れが収まるのを待ったが、揺れの最中に転倒。右足に車体が乗り上げ、タイヤと地面の間に挟まれた。自分で足を引き抜いたという。病院には行けていない。「何とか歩くことはできる」というが、痛みはひいていないという。 その後、近くにある石川県警輪島署に避難し、おばと合流した。午後7時40分ごろの気温は約3度。寒さに耐えきれず、近くの駐車場にとめた車の中に戻り、おばと2人で暖をとっている。一緒に住む両親は近くの高台に避難しているという。 家を出たときは財布と携帯電話しか持っておらず、手元にある飲み物や食べ物はペットボトルのお茶1本だけ。駐車場から自宅までの道路はひび割れや陥没で帰宅できないといい、「これからどうしていいか見当もつかない」と途方に暮れていた。 町の大部分が停電しているといい、遠くで火事の光が赤く見えるという。初めの揺れを感じてから何回も鳴る緊急地震速報を聞くたびに「かなりのストレスで本当につらい」と話す。避難している車の燃料はまだあるというが「いつ切れるか不安だし、早く支援が欲しい」と話した。 19:30 兵庫県内、津波による被害は確認されず 兵庫県によると、1日午後7時半現在、日本海に面した県北部の豊岡市、香美町、新温泉町の3市町で人的、物的被害は確認されていない。 豊岡市消防本部によると、市内の80代女性が高台へ避難中に足をすべらせ、左足を負傷した。 県北部に津波警報が出されたことにともない、香美町の香住地区の沿岸部と新温泉町の全域で避難指示が出ている。 気象庁によると、豊岡市津居山で午後5時52分と午後6時24分、同53分に30センチ、午後7時20分に40センチの津波がそれぞれ観測された。 朝日新聞が3市町に確認したところ、午後7時半現在で津波による被害は確認されていない。 19:30 輪島市内の女性「余震怖くて戻れない」 輪島市内で飲食店を営む女性(46)は、車で5分ほど離れた自宅の庭に止めた車に避難した。「家の中はぐちゃぐちゃ。隣の家の瓦が落ちている。冬の服を持ち出して車に逃げたが、停電して水も出ないし、余震が怖いので戻れない」 近くで火事が起きたとの情報を聞いた。「空が真っ赤になっている。消防車が出せるかわからない、という話もある。店がどうなったか分からないが、とても見に行ける状況ではない」と話した。 19:30 東京に帰省中の石川県知事、ヘリで戻る予定 石川県の馳浩知事は首相官邸を出る際、記者団に対して「輪島の火災や家屋倒壊による下敷きなどが発生していると先ほど確認した。人命最優先で対応する」と語った。 馳氏は「(午後)5時過ぎには、副知事を通じて自衛隊の派遣要請も出した」と説明。県民に向けて「お互いに情報を共有し合いながら声をかけ合って避難してください。停電も発生しているので、今晩大変寒くなると思いますから、ぜひ暖かくして一晩お過ごしいただきたい」と呼びかけた。 馳氏は帰省中に地震が起き、首相官邸で対応にあたっていた。政府が派遣する内閣府の古賀篤副大臣とともに防災ヘリで石川県に戻る予定だという。 19:30 石川県の道路で通行止め相次ぐ 石川県や県中能登土木総合事務所によると、午後8時半現在、同県七尾市の県道「七尾能登島公園線」では小島町付近で70センチほどの段差が生じていて、車の通行ができない状況という。自動車専用道路「のと里山海道」でも複数箇所で陥没が確認されており、全面で通行止めが続いている。国道249号の和倉インター(七尾市)~徳田大津インター(志賀町)でも複数の陥没が確認され、直津インター(七尾市)付近でも50センチ以上の段差が見つかったという。 19:20 輪島市河井町地区で火災、広範囲に延焼か 石川県輪島市防災対策課によると、1日午後7時20分現在、同市河井町地区で複数の火災が発生しているとみられ、広範囲に延焼している可能性があるという。けが人などの詳細は把握できていないという。 市役所の庁舎に被害はなく、地震発生直後から続いた停電も復旧したという。 19:15 輪島市内の空自基地に1千人避難 防衛省によると、石川県輪島市の航空自衛隊輪島分屯基地に住民約1千人が避難しているとの情報がある。第14普通科連隊(金沢市)の部隊が輪島市に向けて派遣準備中という。自衛隊は航空機で上空から被害状況を確認中。 19:02 […]
震度7と3.11以来の大津波警報 家族と「連絡とれない」叫ぶ声
【動画】地震直後の金沢市内の家の中の様子=齋藤誠司撮影 新しい年を迎えた1日の夕方、石川県を中心とする広い地域を最大震度7の大地震が襲った。繰り返す緊急地震速報と余震、そして東日本大震災以来の大津波警報。見えぬ被害の全体像と今後に人々は震えた。 震度6強を記録した石川県七尾市では、道路の寸断や建物の倒壊が相次いでいる。朝日新聞記者が1日夜、市内に入ると、あちこちで道路の隆起や地割れがあり、車が立ち往生していた。道路の中央線が50メートルほど割れているところもあった。 避難した先で「夜をどう過ごすか」 病院職員の島啓介さん(49)は妻の実家に帰省中、国道を車で走行していた時に七尾市で地震に遭遇した。「車が大きく揺れ、道路が豆腐のようにぐにゃぐにゃと割れた。映画のようだった」 30分以上歩いてコンビニに… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
En images : le Japon touché par plusieurs séismes
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