愛知県と三重県で20日、新たに8人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。また、名古屋と岐阜では80代の男女2人が死亡しました。 愛知県で新たに感染が確認されたのは20代から50代の男女5人です。 このうち2人は愛知医科大学病院の男性看護師で外来などで勤務していました。 このほか知多市の男性はこれまで7人の感染が確認されている知多市のデイサービスの利用者の家族で、名古屋市の女性は名古屋市立保育園の保育士だということです。 また、名古屋市ではすでに感染が確認されていた80代の女性が死亡。これで県内の死者は27人、感染者は410人となりました。 一方、三重県では新たに3人の感染が確認されました。 感染が確認されたのは食品商社『日本アクセス』の四日市市の営業所に勤務する男性従業員3人で今月15日に死亡した従業員の同僚です。 この会社ではこれまでに5人の感染が確認されていて四日市市はクラスターが発生したとして調べています。 また、岐阜県は20日、岐阜市の80代男性が死亡したと発表しました。これで県内の死者は4人となりました。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
感染の若者に「ご苦労様と言おう」 医師が危惧する分断
コロナ禍を機に、日本社会で若い世代が批判にさらされています。活動的な若者が無自覚のままウイルスを広げているとの疑念ですが、本当に悪いのは若者だけなのでしょうか。医師で作家の鎌田實さん(71)は「いま大切なのはバッシングではなく、若者に協力を求めることだ」と警鐘を鳴らしています。 1948年生まれ。東京都出身。30代で諏訪中央病院の院長となった。経営難の同病院を再生させ、地域医療に長年取り組んだ。地域包括ケア研究所所長。日本・イラク・メディカルネット代表。日本チェルノブイリ連帯基金理事長。「がんばらない」「1%の力」など著書多数。 バッシングは「ストレス解消」のため ――バッシングに遭っている若者たちを擁護していますね。 「いま、新型コロナウイルスの感染拡大につながる行動をしているのは若者だけではありません。新しい未知なるウイルスとの闘い方がわからず、誰でも間違えてしまうことはあります。若者のみに風当たりが強まる理由は、多くの人々が他者を非難することで、自らの恐れやストレスから逃れようとしているせいです」 ――バッシングは、自らのストレス解消のためだと。 「非難する対象は、どうしても世代が違い、理解しにくい相手になりがちです。だから、年配者は若者がライブに行くことに憤り、若者は年配者がナイトクラブやバーに行くことに疑問を抱くのです」 ――ライブは密閉、密集、密接という感染拡大の「3密」条件がそろっています。そこに行く若者が批判されるのは当然では? 「確かに密閉空間に人が集まり、大声を出すライブは、感染を拡大させやすい。政府や自治体がライブの関係者に協力を求めることは大切でしょう。でも、政治家や専門家は、頭ごなしに自粛への協力を強制しているように思えます。メディアの向こう側にいる若者に向けて、『君たちの協力が必要だ』と訴えている演説はほとんどありません。本当に、若者の悩みをきちんと受け止めるべく努力をしているのでしょうか」 ――悩みを受け止める努力とは? 「先日、10万人が公園に集まるイベントをどうしても開催したい、という若者の相談を受けました。彼らの仲間はイベントがないと生活できない。他の医師と『客もミュージシャンもイベント後に2週間の自主隔離に入る』『動画サイトを使う』といった案を複数提案しましたが、最後は延期を決めました」 「若者たちは誠実で、悩んでいます。そのことを理解して一緒に考えれば、暴走はせず、逆に同世代の人をリードしてくれます。年配者では考えつかないようなウイルスとの闘い方、感染予防の方法を考える側になってくれるのです」 感染者に厳しい=感染症に弱い社会 ――コロナ禍のいま、若者バッシングではなく、むしろ協力を求めるべきだと。 「悩む人の声を聞き、助ける方法の提示や補償をすれば、罰則がなくてもみんなが協力してくれます。これは、若者と年配者との関係に限りません。感染者が出た家庭と、そうでない家庭。感染拡大を招きやすい業種に就く者と、そうでない者。このままでは、そうした両者の間にひび割れができるのではと心配です」 ――ウイルスへの恐怖心によって、人々の間で分断が広がると。 「みんなウイルスが怖いという気持ちはわかります。でも、ビヨンド・コロナ(コロナ終息後)の社会を見据えて、苦しい立場の人を支え助け合うことを意識しましょう。ここで苦労した若い世代は、工夫をしたり、発想転換したりして、将来をよき社会にしてくれるはずです。だから、今こそ子どもの教育や若者への支援に尽くすべきだと思います」 ――コロナ終息後の社会を自分の頭で想像してみることが大切なんですね。 「そもそも感染した人に厳しい社会は、感染症に弱い社会です。感染したとわかった人には、『協力したい』という心境になってもらい、自主隔離を丁寧にやってもらう必要があるからです。また、感染して抗体ができた人にはコロナ禍の第2波、第3波が来たときに、医療を担ったり物資を運んだりする先遣隊になってもらわないといけない。抗体を持っていれば、感染の危険性が低下します。パワーを持った仲間がいると考えることができます」 まずは検査方針の転換必要 ――感染した人に優しい社会にするにはどうすればよいのでしょうか? 「必要な人はPCR検査を受け… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
予約取り消しや延期、宿泊施設に支援金 三重県が支給へ
三重県の鈴木英敬知事は20日、大型連休を控えた宿泊施設向けに独自の協力金を設けると発表した。ホテルや旅館の求めに応じて客が予約をキャンセル・延期した場合、ひとり1泊あたり6千円を施設に支給する。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ狙いで、県によると全国で初の試みだという。 「宿泊予約延期協力金」は、今月25日~5月6日の宿泊予定客が対象。1施設あたりの上限は12万円で、客側が自主的にキャンセルや延期を申し出て、施設側が応じた場合も支給されるという。財源は国の交付金の活用を検討している。 県によると、県内のホテルや旅館は少なくとも1100施設あり、大型連休中はすでに県外から多くの予約が入っているという。鈴木氏は「観光地で感染が拡大すれば、今後の観光にも影響が出る。三重県の観光を守りたい」と述べ、感染拡大防止への理解と協力を求めた。 県の方針を受け、湯の山温泉の… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
人生かけたのに…お笑い賞レース決勝延期 その時芸人は
新型コロナウイルスの感染が広がる中、お笑い芸人たちの人生がかかるテレビ各局の賞レースが延期になっている。開催のめどは立たず、勝負の行方はおあずけだ。 開催が延びているのは、今回で50回目の節目となる「NHK上方漫才コンテスト」と読売テレビの「ytv漫才新人賞決定戦」の本大会。それぞれ8組と6組が勝ち上がり、最終バトルは3月に関西エリアで生放送される予定だった。 頂点まであと一歩のところで待ったがかかり、中ぶらりんになった芸人たちはいま、何を思いどうしているのか。栄光のファイナリストたちに現状を報告してもらった。 … Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
10万円、振込口座記入して申請 給付辞退も可能(共同通信)
国民1人当たり一律10万円を支給する「特別定額給付金」の申請書は、住民票登録をしている市区町村から住民基本台帳の記載住所に郵送で届く。給付対象者となる世帯主とその家族の氏名、生年月日、人数分の合計給付額(3人家族の場合「30万円」)があらかじめ書かれており、世帯主が署名、押印する。振り込みを希望する金融機関口座を記入して返送することで郵送での申請は終了となる。 申請書には運転免許証のコピーなど本人確認書類の添付が必要。給付対象者のうち、給付を希望しない人は、チェック欄に印を付けることで辞退することができる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
心理的負荷評価表の具体的出来事にパワハラ追加 – 厚労省、精神障害労災認定検討会の報告書案公表(医療介護CBニュース)
厚生労働省は20日、「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書案を公表した。認定基準別表の「業務による心理的負荷評価表」に係る「具体的出来事」にパワーハラスメントを追加することが盛り込まれている。【新井哉】 2020年6月からパワーハラスメント防止対策が法制化されることなどを踏まえ、検討会で心理的負荷評価表の見直しについての議論を重ねてきた。報告書案では、現行の認定基準について、パワーハラスメントの用語は使っていないが、それに該当する事案は、心理的負荷評価表の「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」の「具体的出来事」として評価してきたことを説明している。 「具体的出来事」については、職場におけるパワーハラスメントの定義が法律上規定されたことを踏まえ、「上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」を追加することが「適当」とする見解を示している。 独立した項目として設定・評価することが妥当とする理由も示しており、パワーハラスメントは、優越的な関係を背景とする上司などによる一方的な被害であり、対人関係の相互性の中で生ずるものに限らない特異性があることや、過去の労災認定事例などを見ると、当事者の立場や加害行為の態様に多様性があることを挙げている。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
医療従事者の子どもへの差別、断じて許されない – 厚労省、保育所の新型コロナ対応で事務連絡(医療介護CBニュース)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、保育所などが医療従事者の子どもの預かりを拒否する事例が報告されていることを受け、厚生労働省は保育所の対応に関する事務連絡を、都道府県、指定都市、中核市に出した。医療従事者らの子どもへの偏見や差別は「断じて許されるものではなく、市区町村及び関係者等においては、このような偏見や差別が生じないよう十分配慮すること」としている。【新井哉】 事務連絡(17日付)では、新型コロナウイルス感染症の対策や治療に当たる医療従事者らは、感染防御を十分にした上で、対策や治療に当たっていることを説明。保育所などにおける差別や偏見の禁止に関しては、「政府広報においても周知予定」としている。 また、7日に都道府県などに出した事務連絡で、保育所などの規模を縮小して開所したり、臨時休園を行ったりした場合でも、医療従事者らの子どもの預かりが必要な場合の対応を検討するよう求めていたことを説明。医療需要が増大していることに鑑み、「子どもの預け先が無くなることで、医療従事者等が自宅待機、休職又は離職をせざるをえないような状況が発生しないよう、引き続きこの対応を徹底すること」としている。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日医、新型コロナ有識者会議設置で臨床現場へ助言 – 治療薬や検査の知見収集・検証へ(医療介護CBニュース)
日本医師会(日医)は18日、新型コロナウイルスの治療薬や検査に関する情報収集や評価を実施する「医学有識者会議」を設置し、初会合を開いた。公衆衛生や疫学調査の観点に重点を置いて議論する政府の有識者会議とは異なり、診療に当たる医師への助言を主な目的としたもの。【吉木ちひろ】 同会議は、自治医科大の永井良三学長を座長に据え、複数の大学や研究機関で構成し、新型コロナウイルス感染症に関する臨床研究を進めながら、予防・診断指標の開発などを目指す。診療に当たる医師らへの助言だけでなく、新型コロナウイルス感染症に関する科学的根拠のある情報を国民に対して分かりやすく発信することも活動方針に掲げた。18日は、構成員間で、新薬の開発状況や大学病院・救急病院などの現場の情報共有などを行ったという。 メンバーは固定せず今後、テーマに応じたタスクフォースを立ち上げるなどして進めるという。会議の発起人でもある笠貫宏副座長(早稲田大特命教授)は18日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染者などへの直接的な対応に関わる検討課題だけでなく、救急現場や産婦人科の対応や、自殺対策などを例に挙げ、「諸問題を予測しながら対応しなければならない」などと説明した。 臨床医の立場から会見に同席した東京都医師会の尾崎治夫会長は、都内に「地域PCRセンター」を最大47カ所立ち上げる方針であることから、今後、研究の成果によって検査結果が早く出るようになれば「感染者と非感染者の峻別に役立ってくる」などと期待を示した。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コロナ死者25人、1日で最多 国内感染新たに345人(共同通信)
国内では20日、新たに345人の新型コロナウイルス感染が確認された。累計は1万1139人となった。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含めると1万1851人。死者は25人で1日の死者数として最多。累計は276人となった。 死者の都道府県別の内訳は東京6、北海道、兵庫が各3人、群馬、神奈川、愛知、京都が各2人、富山、岐阜、大阪、高知、福岡が各1人。 これまでの最多死者数は14日の19人だった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コロナ死者23人、1日で最多 国内感染新たに344人(共同通信)
4/20(月) 22:02配信 国内では20日、新たに344人の新型コロナウイルス感染が確認された。累計は1万1138人となった。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含めると1万1850人。死者は23人で1日の死者数として最多。累計は274人となった。 死者の都道府県別の内訳は東京6、北海道、兵庫が各3人、群馬、神奈川、愛知が各2人、富山、岐阜、大阪、高知、福岡が各1人。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース