FNN.jpプライムオンライン 埼玉・桶川市で、8日、女子大生が電車にひかれ死亡した。 自殺とみられている。 8日午前9時半ごろ、JR高崎線の桶川駅からおよそ700メートル先の線路内で、女子大生(22)が特急列車にひかれ死亡した。 電車の運転士が、女性が横から飛び込んできたと話しているということで、警察は、自殺の可能性が高いとみて調べを進めている。 FNN 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ペット介護、飼い主の苦悩 寿命延び「老老」に サービス増えるも費用負担重く(西日本新聞)
医療の進歩や餌の品質向上により寿命が延びる中、高齢になったペットをどう介護するか、飼い主が頭を悩ませている。介護サービスは増えているものの費用がネックになるなど、気軽に利用するにはまだまだハードルが高い。飼い主側も高齢の「老老介護」では、状況はさらに厳しくなる。家族の一員であるペットの最期に寄り添うのは、簡単ではないようだ。 【写真】「動物医療センター春日」のデイケアに、1年間ほぼ毎日通い続けている犬 ある女性(57)はフルタイムの仕事をしながら、夫(58)と飼い犬を自宅で介護する。愛犬は13歳。腎臓の病気などで2カ月前、完全に寝たきりになった。 体に針を刺し、点滴を打つ。毎日必要だが、動物病院では1日4千円かかるという。自宅なら500円で済ませることができ、2人で方法を学んだ。 床擦れ防止のため、夜中でも数時間おきに寝返りを打たせる。体重は15キロ。シャワーや通院など、力仕事は多い。日中に世話する人はおらず、床に敷いたシーツに排せつさせている。 自宅で飼えなくなった犬を預かる「老犬ホーム」は、環境の変化でストレスがたまるのが心配で、入れたくないと思う。ただ、夜中に発作で苦しむのを見ると、やりきれない。動物病院に安楽死を頼むことも頭をよぎる。「せめて、安らかに逝かせてあげたい」 病気や認知症、寝たきりにも 一般社団法人「ペットフード協会」(東京)が昨年、飼い主などに行った調査では、平均寿命が犬は14・29歳、猫は15・32歳でともに人間なら70代半ば。人と同じで病気や認知症、寝たきりが目立つようになった。 調査では、飼い主が年を取った際のニーズとして「飼えなくなったときの受け入れ施設の提供」「老化したペットの世話」が上位に挙がった。これに沿うように、ペット向けの介護サービスは増えている。 環境省によると、全国の老犬ホーム数は2013年の20施設が、昨年4月は138施設に増加。日帰りで預かる「デイケア」、飼い主の自宅を訪れてケアをする「訪問介護」も増えている。困った飼い主と、介護サービス事業所を仲介するインターネットサイトもある。年を取った人がペットと一緒に入居できる高齢者施設も建設されている。 福岡県春日市の「動物医療センター春日」は10年ほど前、自力で動けないペットのためのリハビリセンターを開設した。デイケアのサービスもあり、1年間ほぼ毎日通う犬もいる。佐藤良治院長(69)は「病院の外来と入院も老齢のペットが3分の1に上る」とニーズの高まりを感じている。 次ページは:資金面の備えを 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
スズキ、本社が完成検査での不正が存在する報告を受けていた—国交省の調査で判明(レスポンス)
国土交通省は、不適切な完成検査を行っていたスズキに対する立ち入り検査の結果などをまとめた。 [関連写真] スズキは4月12日に、完成検査の不正に関する調査結果や再発防止策をまとめた報告書を国土交通省に提出した。これを受けて国土交通省は、報告書の内容の適切性、再発防止策の実施状況を確認するため、4月16~19日に立ち入り検査を実施した。 日産自動車で無資格者による完成検査が発覚したことを受けて国土交通省は、自動車メーカー各社に同様のケースがないか確認を求めたところ、スズキは2017年10月に、完成検査に関して不適切な事案はなかったと報告した。しかし、実際には国内3工場で無資格者が完成検査を行う不正を行っていた。しかも3工場では、無資格検査を隠蔽するため、完成車チェックシートを改ざんしていた。 スズキの報告書では、2017年10月の社内調査時は、無資格検査をスズキの本社として把握できなかったとの記述があり、国土交通省による調査でも、本社が改ざん行為を指示したとは認められなかったとしている。ただ、不在の完成検査員の検査印が押印されている完成車チェックシートの存在が確認されたという報告を受けたスズキの本社や、監査部門が、必要、十分な行動をとらず、不正の早期解明の機会を逃したとして、責任は重いとしている。 国土交通省は、スズキに対して再発防止に向けて、完成検査業務の適切性について継続的に点検することなどを要請。加えて、経営層が、社内で繰り返してきた不正事案が起きたことの要因が自らにもあるとの認識を持ち、主体的に再発防止に取り組み、公的責任を自覚し、強いリーダーシップのもと、現場の第一線までコンプライアンス重視を浸透させることを含めて、不適切な完成検査の再発防止策の徹底と実効性確保を図ることを求めている。 また、スズキに対して、再発防止策の実施状況を四半期ごとに国土交通省に報告するよう指示したほか、スズキを重点的な監査対象とし、今後のスズキの対応を踏まえて、必要な場合は厳正に対処するとしている。 《レスポンス レスポンス編集部》 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新卒1カ月で退社、卑弥呼の物語描く 最年少で小説大賞
第10回朝日時代小説大賞を最年少で森山光太郎さん(27)が受賞した。受賞作「火神子(ひみこ) 天孫に抗(あらが)いし者」は、15歳の卑弥呼が主人公の古代史ロマン。作家を目指していたころ、「1分でも時間を無駄にしない」と決めた森山さんがとった行動とは。 「小説家として生きのびていけるのだろうか」。受賞の連絡を受けた時、喜びよりも将来を見据えた不安の方が上回った。 歴代受賞者のほとんどが40~… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ギャンブル依存対策に遅れ 治療拠点選定進まず IR推進に不安(西日本新聞)
長崎県佐世保市などでカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の動きが進む中、国がギャンブル依存症対策基本法などに基づき都道府県や政令市に求めている治療拠点の病院の選定について、九州では佐賀県だけにとどまっている。「専門の医師や看護師不足」が背景にあり、厚生労働省も遅れを認める。患者家族会や識者からは「IR推進とセットであるはずの依存症対策が遅れることは許されない」と懸念する声が上がっている。 基本法は、IR関連法の国会審議に合わせ、患者や家族への支援強化を目的に制定、昨年10月に施行された。都道府県などに、支援計画策定や医療関係者らの研修、普及啓発活動の実施などを求めている。 医療体制の整備も柱の一つ。国は来年度までに治療拠点となる病院選定を求めるが、今年2月時点で13道府県でしか決まっておらず、厚労省は「少ないと認識している」と遅れを認める。 九州では、佐賀県が国立病院機構肥前精神医療センター(吉野ケ里町)を拠点病院に選定。福岡県は5月中旬に公募を開始したばかりで、北九州市と福岡市は「県と足並みをそろえる」という立場。それ以外の県や熊本市は「未定」。 拠点病院の条件は、ギャンブル依存症の研修を受けた医師や看護師らがおり、特化した治療プログラムを実施する外来があること。アルコールや薬物といった依存症に比べ、ギャンブル依存症の研究は歴史が浅く「人材育成が遅れている」(厚労省)現状が整備の遅れにつながっているようだ。 一方で、九州弁護士会連合会(福岡市)などによると、2014年時点で人口当たりのパチンコ台数が全国で最も多いのが宮崎で、鹿児島、大分が続いた。各地にボートレースや競輪などの公営ギャンブル施設もある。さらに、長崎県と佐世保市が誘致を目指すIR施設について、九州の知事や経済団体でつくる「九州地域戦略会議」が官民でバックアップする方針を固めたばかりだ。 拠点病院選定の遅れについて、ギャンブル依存症の患者家族会の全国組織「ギャマノン」の関係者は「病院や回復施設が少なく、あってもどこもいっぱい。治療の裾野を広めるためには拠点があった方がいい」と願う。 依存症問題に詳しい大谷大の滝口直子教授(社会学)は「ギャンブルの賭け金を法律で上限規制するなど、根本的な予防策の制定がまず必要」とした上で「依存症に加え、うつや統合失調症などを併発している場合は医療機関での治療が必要になる」と拠点整備の重要性を訴えている。 【ワードBOX】ギャンブル依存症 パチンコや競馬、カジノなどの賭け事にのめり込む精神疾患。やめたくてもやめられず、家族や周囲を巻き込み、金銭トラブルや人間関係の破綻を引き起こす。政府が2017年度に実施した調査では、依存症経験が疑われる成人は推計3・6%で、国勢調査から算出すると約320万人。本人が依存症であることを認めたがらない「否認の病気」とも言われる。 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
10日 晴れる所も急な強雨注意 沖縄は大雨のおそれ(tenki.jp)
きょう10日(月)の本州付近は、日本の南の低気圧や湿った空気の影響を受けます。このため、広く大気の状態が不安定に。また、沖縄は梅雨前線の影響で大雨となるおそれがあります。 きょうの天気 大気の状態不安定 東日本は梅雨空続く きょうは九州や中国、四国、北海道は多くの所で日差しがありますが、所々で急な雨や雷雨があるでしょう。晴れていても、折り畳みの傘があると安心です。近畿から東海は雨が降ったりやんだりで、時折り雷を伴ってザッと降るでしょう。梅雨空の関東も、きのうのようなシトシトと降る雨が続くのではなく、きょうは雨脚の強まることがありそうです。特にお帰りの時間帯は、落雷にも注意が必要です。 沖縄は大雨のおそれ 梅雨前線が停滞している沖縄は、きょうも大雨となるおそれがあります。あす11日(火)の明け方までの24時間に予想される雨量は、沖縄本島地方の多い所で100ミリです。土砂災害などに警戒が必要です。また、あすも梅雨前線の活動の程度によっては大雨が続く可能性があります。引き続き、最新の気象情報にご注意下さい。 きょうの気温 東日本は梅雨寒続く きょうの最高気温は、九州から近畿は25度前後で汗ばむ陽気でしょう。東海や北陸、関東は、東からの冷たく湿った空気の影響で20度前後と、梅雨寒が続きそうです。日中も羽織る物が必要でしょう。東北や北海道も20度前後の所が多い見込みです。 日本気象協会 本社 佐藤 匠 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小泉進次郎氏も手を焼く国会の「紙文化」 意外に険しい「ペーパーレス化で4億円削減」への道(FNN.jpプライムオンライン)
小泉進次郎氏も手を焼く国会の「紙文化」 意外に険しい「ペーパーレス化で4億円削減」への道 自民党の小泉進次郎衆院議員らが掲げる国会改革の象徴ともいえる超党派組織、『「平成のうちに」衆議院改革実現会議』の第5回会議が6月4日に開かれた。 【写真】国会改革に取り組む小泉進次郎氏の表情を見る 「先週の衆議院の本会議におきまして、質問主意書、このペーパーレスが実現しました。」 小泉氏が会議の冒頭で成果を強調したのは、国会議員が政府に書面で質問を行う際の文書「質問主意書」と、それに対する政府の「答弁書」を、ペーパーレス化するための衆議院規則の改正が5月30日の衆議院本会議において全会派一致で議決されたことだ。 これによって今後、年間で約5000万円の経費削減、すなわち国民の税金が使われずに済むこととなる。「先週の衆議院の本会議におきまして、質問主意書、このペーパーレスが実現しました。」 小泉氏が会議の冒頭で成果を強調したのは、国会議員が政府に書面で質問を行う際の文書「質問主意書」と、それに対する政府の「答弁書」を、ペーパーレス化するための衆議院規則の改正が5月30日の衆議院本会議において全会派一致で議決されたことだ。 これによって今後、年間で約5000万円の経費削減、すなわち国民の税金が使われずに済むこととなる。 ここで注目していただきたいのは、ペーパーレス化実施のために行った衆議院規則改正の内容だ。今回改正された衆議院規則第158条は、これまで以下の条文になっていた。 「議長又は議院の承認した質問主意書及びこれに対する内閣の答弁書は、議長がこれを印刷して各議員に配布する。」 今回の改正ではこの「印刷して配布する」の部分を「電磁的記録の提供その他適当の方法により各議員に提供する」と変更したのだ。 つまり、これまで国会において質問主意書や答弁書に紙を使用していた理由は、「印刷して配布する」と衆議院規則で明確に定められていたからなのである。世の中では、民間企業を中心にペーパーレス化として、会議などでのタブレット端末の導入が進んでいる。しかし国会では、紙での配布をネット掲載に変更しようとするだけでも、「印刷」という規則を正式な手続きで変えなければならないのが現実だ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
登下校の無差別襲撃、子供守るには 川崎殺傷「想定外」
川崎市でスクールバスを待つ児童らが殺傷された事件は、子どもを守るための安全対策がいかに難しいかを改めて突きつけています。保護者にできることは。地域でやれることは――。取り組みを続ける人や専門家らに話を聞きました。 大人の指示がなくても逃げる 子どもが犠牲となる悲惨な事件が起きるたびに、これまでも地域での見守りや集団登校の推進など様々な対策が講じられてきた。 だが、今回の事件は「保護者や見守りの有無を問わずに発生した、子どもの防犯対策の想定を超えた事件だった」と、全国で地域の防犯活動の指導に携わる安全インストラクターの武田信彦さん(42)は話す。登校中の児童たちは十数秒という短時間に次々と襲われたとみられ、「1、2人の大人で子ども全員を守ることには限界がある」。 こうした無差別に人を襲うような犯罪から身を守るため、子どもたちにはどんなことを伝えられるだろうか。 武田さんが重要性を強調するのは「自分の生活圏でも犯罪は発生するかもしれないという心構えを持つこと」だ。心構えがなければいざという時に体が動かない。「日頃から自分の身をどうやって守れるかを意識して」と訴える。 例えば突然襲われるような事件では、「すぐに逃げる」ことが大事だという。危険を感じたら大人の指示がなくても、自分の判断で逃げる。不審者が見えなくなっても、助けてくれる大人がいる場所まで「逃げ切ることが大切」。 そのためには、いつも使う通学… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高齢者の事故相次ぎ、踏み間違い防止装置に注文急増(日刊スポーツ)
ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が相次いでいることで、踏み間違い防止装置を開発したメーカーへの問い合わせが急増している。アクセル、ブレーキを一体化した「ワンペダル」を製造販売するナルセ機材(熊本県玉名市)には1日100件以上、アクセルを強く踏むとブレーキが働く「STOPペダル」のナンキ工業(埼玉県川口市)には販売会社と合わせ、日に60件以上の電話が入っている。 ◇ ◇ ◇ 従業員11人のナルセ機材は2本の専用回線で対応しているが、「1日100件以上の問い合わせが入り、お取りできない電話もたくさんある」(担当の有瀬智雄さん)状況となっている。アクセルとペダルが一体化したワンペダルは、踏めばブレーキで、アクセルは足を横にずらす。踏めば必ず止まるようにすることで、踏み間違いによる事故を防止する。これまで約900台に取り付けたが、ペダルは車種、年式で形状が違うため、ハンドメードの受注生産。年に100台余りしか作れず「ご依頼を受けても最低4、5カ月待っていただかなくてはいけない」という。 社員2人のナンキ工業が開発したSTOPペダルは、岡山のメーカー、埼玉の販売店と提携し、4月から製造・販売が始まったばかりだ。販売店によると、問い合わせは「ゴールデンウイーク前は1カ月で4、5件だったのが、今は1日40~50件」。300倍になった。STOPペダルはアクセルをベタ踏みすると、ブレーキが働く。踏み間違え、アクセルをさらに強く踏み込むと、ストップする。 国交省によると、新車の衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い時加速抑制装置の搭載は進んでいる。17年の新車販売で、衝突被害軽減ブレーキの搭載率は77・8%、ペダル踏み間違い時加速抑制装置は65・5%となった。しかし、いずれもセンサーで障害物を感知する仕組みで、逆光、雨、夜間など条件によって左右されるほか、作動するのは停止時や低速走行時(時速10キロ以下)だけ。踏み間違えてパニックとなり、さらに踏み込んだときでも有効なのは、今のところ、ワンペダル、STOPペダルだけのようだ。 ナンキ工業の南平次社長(79)は2010年、踏み間違い事故を特集したNHK「クローズアップ現代」を見て、STOPペダルの開発に乗り出した。「あの当時で年間7000件といわれていました。9年たっても変わっていない。これだけ人の命が奪われているのにもう見過ごしているわけにはいかないと思います。何らかの解決策を出さないと、自動車メーカーが訴えられることになると思う」と話す。石井啓一国交相は7日、自動車メーカーに対し、後付けができる踏み間違い対策装置の開発や実用化を進めるよう要請する考えを示している。【中嶋文明】 ◆高齢ドライバー事故 ブレーキとアクセルの踏み間違いなど操作ミスが事故の3割を占める。75歳以上の免許証自主返納は昨年、全国で過去最多の29万2089人となった。母子が犠牲になった4月19日の東京・東池袋の87歳男性の事故以降、重大事故が続き、都内の5月の自主返納は5800人で過去最多を更新した。 ◆ワンペダル ナルセ機材は海苔(のり)の収穫機など農漁業機器の製造・販売会社だが、鳴瀬益幸社長が約30年前、踏み間違いで怖い思いをしたことをきっかけに開発に乗り出した。取り付け費を含め、約20万円。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
スポーツ最強大学はどこだ…日本版NCAA「UNIVASCUP」大学野球選手権で開幕(スポーツ報知)
全米大学体育協会(NCAA)の日本版として発足した一般社団法人「大学スポーツ協会(UNIVAS=ユニバス)」(鎌田薫代表理事・会長)は9日、野球、バレーボール、ラグビーなどの全国大会の成績を点数化し、加盟大学の年間順位を決める対抗戦を始めると発表した。10日に開幕する野球の全日本大学選手権が最初の大会となる。競技横断で国内大学の総合順位を争う試みは初めてとなる。 大学対抗戦の名称は「UNIVAS CUP(ユニバスカップ)2019」。加盟219校が31大会で順位を競う。全日本大学野球選手権のほか、水泳の日本学生選手権や柔道の全日本学生体重別選手権、ラグビーの全国大学選手権など1競技1大会が指定大会になる。陸上の駅伝や大学サッカーは対象とならなかった。 NCAAはアメリカンフットボール、バスケットボール、野球、アイスホッケーの米4大スポーツのほか各競技の大会を運営しているが、総合ポイントを競うシステムはない。ユニバスカップは大学スポーツへの注目を高め、各校のブランド力や競技力向上につなげる狙いがある。 順位に応じて各大学にはユニバスポイントが付与され、総合順位を争う。上位の大学は年度末に表彰される。今後、冠スポンサーもつくという。各校に振り分けられるポイント総数は野球が3万、バレーボール男女が1万6000、バスケットボールが1万5000となった。競技登録者数に応じて算出した。それぞれ指定された全国大会にユニバス参加校が自動でエントリーされる。 公式ホームページでポイント数や順位を更新。競技映像のインターネット配信も全日本大学野球選手権から始める。10日開幕の同大会には27校が出場するが、優勝校に4500ポイント、準優勝に2500ポイントが付与される。1回戦敗退でも600ポイントを得られる。 ユニバスは新たな大学スポーツの統括組織として3月1日に発足。米国のNCAAをモデルとし、大学スポーツにおける安全対策などを重視項目に掲げた。多くの大学で任意団体となっている部活動のガバナンスを整備した上で、収益化を目指し、学生や指導者に還元する。 なお、学内での調整が続いている東京大、明治大、慶応大、筑波大などは参加を見合わせている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース